午後の10時に鳴りやまぬ耳鳴り
綺麗事ばかりが囁かれている
遠くの出来事であると祈るばかりで
ここまで来ない訳ではないとか

蛇の目時より付きまとう耳鳴り
秘密の情事が近づいている
近くの出来事だったりしまわないか
背後の気配だけ神経尖る

嗚呼、嗚呼、なんてことない平日だ。

揺れる想いが穴のあいた船のよう
君さえ君さえ期待をはらんで
恐怖の二文字は使いたくはないが
君だけ君だけ見張り番をば

淀み続けて鍵掛かる耳付近
生まれたて音符の減少具合が
遠くの出来事の気配を察知している
眼球の動きが停止しそう。

嗚呼、嗚呼、多分ただの平日だ。

ずれる想いは影も形もなさそう
ただただただただ消えてはみたいが
どうする一人でしないだろうか
がたがたがたがた心臓位置をば

しかしながら、はたから見れど
滑稽とでも、いささか嘲笑う
足のふもとから、髪の先端まで

嗚呼、嗚呼、なんてことない平日だ。

揺れる想いが穴のあいた船のよう
君さえ君さえ期待をはらんで
恐怖の二文字は使いたくはないが
君だけ君だけ見張り番をば

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夜の気配

完全新作を
不意に出す勇気

閲覧数:48

投稿日:2011/08/12 00:24:07

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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