僕の見てる景色だけが
青に染まる、どうして
君の声で世界が今
彩度を上げた
明日の予報は晴れだろう
帰り道、君が言ったんだ
月が見えない夜だったら
まだ話せないな
君の見ている景色は
多分、綺麗な色して
僕の声の透明なとこは
今はそのままで
「このまま時が止まれ」
願っても
なあ、叶わないだろ
分かってるんだ、でも
そしたら君は
青に染まるのか?
ああ、お揃いなんて
無理な夢
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雨の匂い振り返れば
傘も差さず立つ君
気の利く言葉のひとつでも
かけたらよかった
雲が晴れたら今日こそは
「月が綺麗だ」なんて言って
相変わらず透明な
僕の声に青よ、滲め
ここから時が進む
どうしたら
僕の言葉が届けられるだろう
どれだけ
僕が青に染まっても
知ってる一方通行
無謀な話
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染まれ、染まれ
青に染まれ
この空全部、色づけ
止まれ、止まれ
時よ止まれ
あと少しなんだ
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もしも、世界が消えていって
皆透明になったって
僕は必ず見つけるよ
君も、君の夢も
「このまま青に染まれ」
手を掴む
描きたかった君といる未来
そしたら僕は
「いかないで」
って素直に言えるのかもな
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