君の影を探す 夢の中
響くのは時計の音
遠く見上げた夜 境界線
廻り出す 誰かの世界
夕暮れ 駆けていく大通り
祈る資格はとう失せた
顔も声もノイズ混じり
また明日と笑うばかり
「君だけが見えない世界で
生きてることに吐き気がする」
つらい 苦しい 絞り出す声
誰に届くわけもないな
君が憧れた 平和な日々には
慣れそうにもないな
夢も見れないような今だから
叶わない 小さな願い
「そうだよ 全部 君が悪いよ」
「そうかな 全部 誰が悪いの?」
「そうだね 全部 わたしのせいで」
「それなら いいよ はい おしまい」
「君だけが見えない世界に
僕が居るとか目眩がする」
ここに そばに 隣にいてよ
伸ばした手は何へ向けて?
君が好きそうな 素敵な人には
なれそうにもないな
何も見えないような今だから
届かない 小さな空
君が好きだった あの頃なんて
戻れそうにもないな
何も言えないような今だから
口ずさむ あの日の歌
君がここにいた 懐かしい日々とか
思い出せないや
何もいらないように笑うから
少しだけわたしを見て
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