「あっそういえばあなたの名前は??」
自分の名前を呼ばれて気づいたけど、まだ名前聞いてなかったんだった!
「來」
「ら…い…??」
「うん、そーだよ」
「苗字は??」
「苗字…。僕にはないよー」
「″僕には″ってことは他の人にはあるの??」
「うん。人間でいう苗字みたいなのはあるよ。けど僕等みたいな王様の手
下は紛らわしくならないように名前だけしかないんだ」
「けど、産まれたときから王様の手下ってわけじゃないよね??」
「うん…。まっそんなことはいいからはやく行くよ!」
一瞬だけ悲しそうな表情に見えたのは気のせいかな・・・?
すると急に來が何もないところに手を突き出した
目を瞑って何かを唱えてる
ポワァン
「えぇっ!?」
いきなり目の前に扉が現れた
「な、なにこれ!? 今何したの!!??」
「はいはいっ、そんなことより、ゼウス様のところへ行くよ!」
そんな、さりげなく無視しないでー!!泣
來が扉を開いた
ガシャンギィィィィ
すると扉の中は高い天井に、長い廊下が続いていて、たくさんの扉が並ん
でいる
「ようこそ!我が国の城へ!!」
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想