希望いつだって
この手から離れてくもの
いつだって深い底
抜け出せずに光見つめて
泣き出せばほらね
この命は灯火虚ろうから
私は掲げてみせる
一筋の光に照らすように
混ざり合う影を拭い
感情さえ捨て払えば
堕ちゆく心の歯止めに
怯えたこの眼は何を
何を見てしまったの?
私にはそれを知る術無くて
伸ばしかけた手は何も掴めず
ただ眩しすぎて眼を覆った
視線の先あの向こうの空に
見えた光に小さな希望見つけ
それでもまだ深い底にいる
そんな私には夢のまた夢
輝く星に届かぬ手の隙間に
見えた希望は…とても遠いの
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