「批評も不遜も引き受けた上での愛を」と
唱える輩に舌打ちを鳴らす午前五時半
で以て叡智を携えた論客気取りも
殺してやりたいと思ったラブソング
つまり、此れらは此れまでの
誹謗の中傷に近い自己欺瞞に対する
カウンターカルチャーだったのです ともあれ
芸術は壊死した完成の下 鼻息を荒くした猟犬達と
借り尽くされた引用と装飾に 異論を唱える気は無いかい
時代錯誤の思想 冷笑を燃やす劣情の熱中で
行く宛てのない僕らは哀を描いてみたんだ
愛してるぜベイベー、とはいえ
自己の肯定とその行程を綴った 仮定によって
理論も程々ないプロセスで崇高を得るのです
それら商品化された宗教を
爆破せしめんとする企てを目論んでいたのです
つまり、愚かさは愚かさゆえの
それらを由縁とする自己批評に関する
叙述的施策なのです ともあれ、
間違えたまま 何を履き違えたかも分からずに
芸術は壊死した完成の下 「愛してる」を探す孤児達の群れ
時代錯誤の火葬 何れは叡智を騙る、そんな悲哀を殺して
行く宛てのない僕らは藍より出でしとなろうか
愛、知っているぜ 「ベイベー」とか云え
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