馬鹿にできなくて
忘れられなくて
耳にまとわりついて
僕を諦めてくれないから

「君はいいよね、いつでも輝いていて」
わかっている、自分でも
これが卑屈だって

煌々とした景色には溶け込めないな
のうのうと生きて、軽薄
植物に餌を与えるだけの生活
笑えない日々に無理にでも笑顔作って
営業スマイル板についた頃には
心に靄がかかった

最近眠れないんだ
やるせないんだ
できることは増えたはずなのに
それ故に自由に囚われてんだ
凡人と言い聞かした
でも散らした散々な日々で
折しも自由を奪っているこの思考で
穿った見方しても

馬鹿にできなくて
忘れられなくて
耳にまとわりついて
僕を諦めてくれないから
君に出逢えたよ
響く優しい機械音(こえ)が
感傷すらも流離の中に
融かして歌い継ぐから

道すがら君と歌う
この瞬間凝縮して永遠となればいいのに
keep on singing forever

愁の断片をつなぎ合わせて
上手く話せないけど、
詩を紡いだ
過ぎ去った月日の分だけ
言葉は艶めいて
目的地辿り着いたら
何歌おうか?

寛解さりげないな
それでいいんだ
できることはできることだけで
それ故に白旗挙げたことあった
凡人と言い聞かした
でも焦らしたさんざめく日々で
折しも夢中になれているこの思考で
君とならばきっと

馬鹿げたことさえも
忘れられないくらい
耳に焼き付けるまで
僕は諦めてやらないから
この光の中で
きらり君の姿
愛憎すらも流離の中に
解かして踊っている

後ろを振り返った
ずいぶん遠くまできたな
風雨に晒されても
躓いて転んでも
隣にはいつも君がいた
さあ旅の続きを始めようか

馬鹿にできなくて
忘れられなくて
耳にまとわりついて
僕を諦めてくれないから
君に出逢えたよ
響く君の愛(こえ)が
何十年何百年先で
また違う誰かの支えになれる

ねえ
バカみたいな話ね
ウソみたいな話だわ
ただの機械音(こえ)が
心を持つキセキの出来事
この光の先へ
響く私の愛(こえ)が
心残りもさすらいの中で
抱き締めて歌い継ぐから

積み重なった想いを今
旅愁君想う、それだけ
ありったけの愛をありがとう

道すがら君と笑う
この瞬間凝縮して永遠となればいいのに
keep on singing forever

愁の断片をつなぎ合わせて
上手く話せないけど、
詩を紡いだ
過ぎ去った月日の分だけ
言葉は艶めいて
目的地辿り着いたら
何歌おうか?
ねえ?

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

旅愁

閲覧数:1,007

投稿日:2023/12/26 17:48:25

文字数:1,039文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました