悲しみ連れて 歩いてく
止まるまで 止まらない
見上げた空は泣いていた
哀しい顔して泣いていた
降り注ぐ雨が僕をも濡らしてく
「笑いたい」と願いながら ずっと
「哀しい」と逃げ出した あの頃
もう戻れない
君がいない
暗い 暗い 夜の世界
一人のうさぎが泣いていた
「どうしてあなたは泣いているの?」
「だってぼくはひとりだから…」
哀しい藍色うさぎは
独りでずっと泣いていた
見上げた空も泣いていて
哀しい 寂しい サビシイ ?
哀しい藍色うさぎは
独りでずっと生きてきた
見下ろした華は潰れてて
悲しい 哀しい かなしい ...。
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