ああ
忘れ易いから、僕ら
また冬を越えて急ぐ

点字ブロックは花の色
春まで続けと願っても途切れて



階段を駆け下りても
隣に揃う足音は無くて
対岸にあなたは立っていた
その目の先に故郷をみつめて


ああ
忘れ易いから、僕ら
造り変えられる風景にも慣れて
それでも
そんなふうにはあなたを忘れたくなくて



対岸のあなたが故郷をみつめた
その目の先に僕は

明るい光に照らされるたび
冴え返る影が鮮やかで

さよならできることを慰めに
対岸のあなたに手を振った

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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投稿日:2021/03/28 13:56:42

文字数:234文字

カテゴリ:歌詞

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