歩く人々の流れに任せて
きみからもらった
リンゴのストラップを握りしめた
今日こそ上手く話そうって
決めた私の後ろからきみがやって来た
のんきにおはようなんて笑う
ぎこちなく返事をする
あぁ、こんなんじゃなかったはずなのに

クラスの男子と話してるきみは
いつだって笑ってて
その笑顔を独り占めしたいなって
そんなこと考えただけで顔が赤くなる
目があって「？」出して笑う君が
どうしても見れなくて
あぁ、やっぱり好きだって言いたいな

真っ赤なリンゴみたいに赤くなりそうで
目を合わせないでお願いこっち見ないで
君と話すだけで心臓もたないから
でももうちょっとだけそばにいたいな
消えて頬の赤みよ


話す人々の流れと一緒に
君からもらった
バラのヘアゴムを握りしめた
今なら自然に話せそうって
決めた私より先に君が話しかけた
まってよ心の準備がまだだよ
ぎこちなく返事をする
あぁ、こんなんじゃなかったはずなのに

クラスの男子は君以外と話してる
チャンスは今だって
その笑顔を独り占めできるんだって
そんなこと考えただけで顔が赤くなった
どうしたのって除きこむ君の顔が
どうしても見れなくて
あぁ、やっぱり好きだって言いたいな

真っ赤なバラみたいに棘さしそうで
不器用で言葉が上手くでないや
ちょっと話すだけで棘が出ちゃって
でももうちょっとだけ話してたいな
棘を引っ込めて話そう


もう少しだけ素直になって
もう少しだけ上手に話して
リンゴでもバラでもないこの赤さの理由を
全部全部伝えたい
君が好きです大好きなんです！


真っ赤な想いを君に届けたいな
不器用で上手く伝えられないけど
君との関係少し進めたいからって
でももうちょっとだけこのままもいいな
笑う君を見れるから

だから

真っ赤なリンゴみたいに赤くなっても
不器用に言葉が棘になっても
君と話してるのがすごく楽しいから
でもほんのちょっとだけ恥ずかしいな
届け わたしの心よ！