(a)

交ざって穢したはなびらは
淋しさと共に 朽ち果てていく

裸足で 足掻いた その先に
種を蒔いたところでどうなるの？

今までの貴方の言葉
何故信じていたのかしら

初めから咲くことのない
幻の華 その色は

La rosa azul.(ラ ロサ アスール)

(b)

きっと今も 私はそう
在る筈も ないことを
現実だと思い込むのでしょう
きっと今も これからも
「愛し合っていた」 嘘の世界
どこまでも 生き続けて行くでしょう

茨の道の 真ん中を
1人で 傷だらけになり
仄暗い 場所で
いつまでも この華を守り続けるの

(a')

"終わった話は辞めないか？"
冷たい台詞が突き刺さる

都合の悪い事になると
そうやってすぐに逃げるのよ

いつの日か 語った未来は
戯言だったのでしょう

頭の中 廻る思考
最期まで分かり合えなかった

La rosa azul.

(b')

貴方との 想い出、ずっと
消えないで 行かないで
夢の狭間で揺れている 華は
孤独な色 涙の色
私だけじゃ 辿り着けない
理想郷の 場所を指し示している

茨の道の 真ん中を
1人で 傷だらけになり
仄暗い 場所で
いつまでも この華が咲くのを待っている

(c)

やがて 鋭い 棘だけが残り
想い出を抉られる時が来るの

やがて 鋭い 棘だけが残り
身も心も覆い尽くされてしまう時が

来てしまうの
分かっているの

(b'')

きっと今も 私はそう
在る筈も ないことを
現実だと思い込むのでしょう
La rosa azul, la rosa azul.
「愛し合っていた」 嘘の世界
どこまでも 生き続けて行くでしょう

茨の道の 真ん中を
1人で 傷だらけになり
仄暗い 場所で
今も私は この華を守り続けるの