涼しさも寒さに変わる季節の切れ目
つむじ風が落ち葉を拾い宙に巻き上げ
目を擦り 砂を掃う

部屋の窓から見下ろした先に広がる
緩やかに波打つ麦畑と草むらに
集る虫 夕暮れ時 茜模様

庭の奥に隠れた虫が奏でてる
今日もいい夢も見られそうな気がする
抱えた悩みでさえ忘れ去るような
不思議な音色を飛ばす

同じ様な歌声がするけれどそれもいい
哀愁が漂う残り香を抱いたままで
変わってく 景色も人の流れも

庭の奥に隠れた虫が奏でてる
世情も非情も愛情も混ぜ合わせて
揺ぎ無い覚悟を持って思いを伝える
庭にいる小さな音楽隊

庭の奥に隠れた虫が奏でてる
今日も明日も明後日も此処に集って
楽しみながら夜更けの時を刻んだ
庭にいる小さな音楽隊

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

庭にいる小さな音楽隊

5作目の歌詞です。

閲覧数:158

投稿日:2013/09/09 22:20:31

文字数:318文字

カテゴリ:歌詞

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