どれくらい時間が過ぎたかわからないけれど
体だけを置きわすれて高く浮かんでいるように

思い出すまた喉が渇く
雨の音衣擦れ呼吸の強さ

寄せては返していく大波に流されて
伝えたいことが浮かんではまた消えていく
何も出来なかった今日が終わらなくて
明日を削って目を閉じる

また夢を見る懐かしいような

この橋を渡ったらもう戻れないけれど
何もかもが離れていく取り残されてひとり

白む空排気音時計は進む

寄せては返していく大波に流されて
伝えたいことが浮かんではまた消えていく
何も出来なかった今日が終わらなくて
明日を夢見ては目を閉じる