『極夜-きょくや』

我想う  君想う
ずっと想う  そっと想う

瞼越しに今日の始まりの色
意味もなくため息一つ
淹れたてのコーヒーの香りは苦く
ソファーに離れて座る二人の残像

そして、君は何も言わなかった
だから、僕は何も言えなかった
沈黙だけが部屋を満たし
やがて溢れ出した

我想う  君想う
ずっと想う  そっと想う 
終わらない夜


新しく買い換えたギターの弦
聞き慣れないマイナーコード
窓から差す日射しの角度は変わり
気付くと二人が好きだった曲を奏でていた

けれど、君の歌は聞こえない
たぶん、僕の歌は聞こえない
思い出だけが部屋を満たし
やがて消えてしまった

我想う 君想う
ずっと想う そっと想う
終わらない夜

君のことが小さくなって
誰かのことがあふれても

我想う 君想う
ずっと想う そっと想う
終わらない夜

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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極夜-きょくや

閲覧数:29

投稿日:2020/02/10 05:58:27

文字数:372文字

カテゴリ:歌詞

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