あなたと逢いたい。
あなたに逢いに行きたい。
どこでもいい。
今すぐ逢いたい。
でも僕があなたと逢うのは数限られている。
駅であなたを見掛けた。
でもね、話しかけられない。
あなたが僕に気付かないから。
自分から声をかけるなんてとうてい無理。
でもそんな無理なことをしないと始まらない。
でもね、もしあなたが僕に気付く。
そこで僕もたまたまあなたに気付いたフリをする。
もうとっくにあなたに気付いててもね。
そうしたら、何気なく話しかけられる気がする。
そこで偶然という言葉を使ってね。
でもあなたは僕に気付いてくれない。
偶然というのは面白いもので…。
あなたを見つける。
でもその時間ははかないもので。
勇気のない僕じゃ、すぐになくなってしまう。
でもそんな時間に出逢えるなんて、ものすごく小さい確率だと想う。
だって同じはかない時間内に同じ場所にいないといけないから。
同じ場所にいても時間が違えば逢えない。
だからものすごい偶然だと想う。
そして、そんな偶然だからこそ想う。
これは、必然なのかなって。
神様がくれた、必然的なチャンスなのかなって。
でもこの一年、あなたを駅や駅周辺のお店で見掛けることはよくあったことなんだよ。
そりゃ、両手で数えられるくらいの数だけどさ。
そのはかなさを考えたらものすごいと想わない?
でも、そんな偶然があっても、あなたは僕に気付いてくれない。
そして、あなたを見掛けて、話しかけられなかったことを後悔する。
一週間ぐらい引きずる。
その間は、どんな可愛い娘や美人さんを見ても全く心は動かない。
あなたのことで、頭が…胸が…心がいっぱいだから。
あ~今日もまたあなたを見掛けた。
そしてまた、話しかけられずに終わったはかない時間。
あ~今日もまた胸が苦しい。
この苦しみはあなたを想うからこそなんだ。
でもいつか、この胸いっぱいの苦しみが、この胸いっぱいの幸せに変わることを願い、祈り続ける。
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