ie---o
プロフィールを見る投稿作品13作品
もっと見る-
ひとつの流れ星には一体いくつの願いが込められているのだろう。
そんなことを考えた。
その一瞬の光の中にどれほどの思いが注がれるのだろう。
流れ星
-
ただただ二人で歩く、町明かりのない田舎道。
天ノ川が照らしてくれる舗装のされていない道を確認しあいながら歩く二人。
行き着くのは、この町で一番天ノ川に近い場所。
小さな山の天辺にある小さな公園に。
そこのベンチに腰掛け寄り添う二人。
星空と静寂が二人を包み込む、暗闇という空間で
まずすることは一つ。...天の川
-
君がいる日々は幸せ。
君がいない日々は不幸せ。
君の存在ひとつでぼくの人生はガラリと変わってしまう。
ぼくがもっと絵を描くのが上手かったら、一体どんな絵を描こう。
想い描いたことをそのまま綺麗に描けたら、一体何を思い描こう。
たくさんの君とぼくを描こう。
そして、たくさんの物語を想い描こう。
全てが...絵描き詩(うた)
-
今ぼくの記憶にある君は、あの時の君。
ぼくの想い出に残っているのは、愛し合えていたあの時の二人。
今のあなたの記憶がぼくにはない。
今の二人の想い出が作られることはない。
優しかったあの時の君は、ぼくに無関心の今のあなたに。
またあの頃へ戻りたい。
またあの想い出を繰り返したい。
もうあなたは私に振...流心
-
ぼくの愛は、あなたの愛によって支えられている。
あなたの愛によって成立っているんだ。
あなたの愛がなくなったぼくの愛は無価値なもの。
愛に関わった全てが崩壊する。
あなたの愛を感じられなくなったとき、ぼくは絶望するのだろうか。
失望するのだろうか。
放心するのだろうか。
あなたの温もりをすぐに忘れる...愛柱
-
あなたがぼくを幸せへと導いてくれる気がした。
ぼくはあなたに幸せへといざなわれてる気がした。
恋の道標があなただと想った。
『夢と幸せ』の愛だと想った。
一等星の輝きを持ったこの愛もいつかははかなくちってゆく。
夜空に浮かぶ綺麗な星達のそれぞれに寿命があって、いつの日かその輝きを失ってしまう。
この...星
-
あなたと逢いたい。
あなたに逢いに行きたい。
どこでもいい。
今すぐ逢いたい。
でも僕があなたと逢うのは数限られている。
駅であなたを見掛けた。
でもね、話しかけられない。
あなたが僕に気付かないから。
自分から声をかけるなんてとうてい無理。
でもそんな無理なことをしないと始まらない。...機会
-
科学は日々、人々に楽を与えてくれるが日々、人々の不思議をなくしていく。
いつか、全てのことが科学によって解明される日が来るのかもしれない。
それはそれで、人々に役立つ部分もあるのでいいと想う。
でもこれだけは、解明されたくないというものが一つ。
それは、幽霊の存在という不思議。
僕は、君が生きている...きみはもう心の存在に
-
ぼくには満ち溢れているものが君には足りなかった。
ぼくにはない、満ち溢れてはいけないものがきみには満ち溢れていた。
だから二人は心の引力で出会えたのかな?
だから二人は愛し合えたのかな?
ぼくらは話し合った。
ぼくらの今まで。
ぼくらは抱き合った。
ぼくらの人生。
君とぼくは正反対の家庭で育ったんだ...溢れて
-
あなたの心に、僕の愛があるのなら。
少しでも、ほんの僅かでも残っているのなら、僕は君を諦めたりしないよ。
あなたを忘れたりなんか絶対にしないよ。
いつまでも、あなたを愛し続けるよ。
だから、ほかの人を好きでいるのならその人をどうか愛し尽して下さい。
そして、もし愛が尽きてしまったのなら、その時ぼくの...愛
-
今日は夜空に満月が浮かぶ。
とても大きく、存在感のある満月。
こんな日はあなたを想い出さずにはいられない。
僕とあなたの初デ-ト。
その時もこんな満月だった。
あなたはその時、満月が大好きだと言った。
夜空に満月が浮かぶ時、私の視線はいつも満月に吸い込まれている。
こんな真っ暗な夜でもキレイで存在感...満月
-
『危ないですので、黄色い線の内側までお下がり下さい。』
誰もが何気なく使う電車に乗るための場所。
でも今の僕にとって、この場所は 奇跡 を期待させる場所です。
いつもの学校の帰り。
ホームへ延びる階段に、期待するのはあなたの姿。
いつかこの階段から奇跡が降りてくるのを期待して、ただただ立っています。...期待
-
また、新しい人を好きになればいいのかな。
君よりも愛せる人ができればいいのかな。
そうすれば、あなたと会えることを期待することもなくなるのかな。
君を想い出すたび、心の中の風船が膨らむの。
そしたらなぜだか、涙腺が潤うの。
それでね、風船がね、心の膜を思いっきり押してきて、
ぼくは苦しむの、後悔する...心の風船