闇に浮かぶ蛍光色のネオンサイン
はじく光の粒ハイになっちゃって
もう立てやしないよ
まばたきの幻想を刺激する衝動
躍動する閃光にもつれだす歩調
眩しくてもうなんにも見えやしない

連れ出して喧騒の中から
冷たい頬濡らす雨
見つからない真実はどこか
遠くに置き忘れたまま

街に滲む赤色灯のサイレン
窓明かりに見てる我慢比べ
どうにもできないよ
変わり行く現状を支配する激情
喚き合う感情に零れる心
やるせなくてもうどこにも行けやしない

抜け出して渦巻いた声から
冷たい孤独を抱きしめ
耳鳴りに痛みが消えない
遠くで明けてった夜空