暗闇のまた更に奥の方から
歩き出すのは割と困難で
鉛みたいな両足と心は
一向に軽くなる気配すらない

いつか視た光の集まる場所
そんな温もり溢れる情景を
這いつくばって転がりながら
無様な姿晒して今日も嗤う

伸ばした右手で天を掴み
見開いた瞳で全てを睨み
足跡には今も未だ鮮やかに
後悔と嫉妬の色が映える

さあ、はじめようか…

旗を掲げたなら叫べ
染み付いた弱腰人生
革命起こすのは自分
そう、君だけなんだ

目が眩むくらいの世界で
閉じた幻想だけを愛してる
否定無き優しきダッチワイフ
好きなだけ淫らに乱れなよ

底無し沼にハマりハマって
今じゃそんなに悪くないとか
一体誰に言い訳してるの?
夕日は今日も醜く腫れている

塞いだ両耳にワケはない
右脳に頼るだけの人生に
すっかり心が疲弊して
偽りのユメに逃げただけ

さあ、はじめようよ…

殻を破ったなら放て
後ろに隠した武器を
独りの夜にぶっ放せ
退屈と怠惰を壊せ

目隠ししながら街を歩く
ぶつかって初めて気付いた
こんなにも不自由な足元に
おくびも無く涙、零した

暗闇のまた更に奥の方から
歩き出すのは割と簡単で
君を導くのは結局君で
さじ加減ひとつだったりする

さあ、はじめようか



ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

duce

さあ、はじめようか…

閲覧数:74

投稿日:2013/10/31 15:24:18

文字数:537文字

カテゴリ:歌詞

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