この小さな世界には灰と白があってしまって
その明らかな鮮やかさの優劣なんて
どうやっても返らない

ごめんなさい、許してください

この響きを何度吐いたことか
まるで百足を吐くようだ
幾時過ぎても変わらない

でも彼らは気付いてくれないのだろう

このとっくに擦りきれた感情


どうもこうも僕は足りないようで
どうも申し訳ありませんでした

どうもこうも僕は要らないようで
この度はすみませんでした

って謝ればいいんですか

一体どうすればいいんですか

一体どうすればいいんだよ

最後の最期に見えたのは

赤い光と黒い闇

ごめんなさい、ごめんなさい



もうため息と血しか出なくなってしまって
何度摺だしてもこれしかない
僕の生死は変わらない


でもきっと彼らは気付いてないのだろう

この際何嘆いてもいいんでしょう

なら言ってやるよ

お前の方が足りねぇよ
騒いで群れる馬鹿どもが

お前の方が要らねぇよ
感情だけのクソどもが

額地に擦り付け謝れ
頭垂れて醜く地這え

最期の最後に見えたのは
青白い光とあなたの手

頼むから離さないで
僕を見ていて




すっかり虚構と夢に浸って浸かってしまって
でもその僕の現実は返らない

痛いです、どうか殺してください

何度喉を鳴らしたことか
まるで毒蛇吐くようだ
幾地歩くも変わらない

どうも僕は足りないようで
申し訳ありませんでした

どうも僕は要らないようで
この度はすみませんでした

って謝ればいいんですか

一体どうすればいいんですか

一体どうすればいいんだよ

最後の最期、首に赤

赤い光と黒い闇

ごめんなさい、ごめんなさい

でもその最後に見えたのは

笑っていたあなたの顔


どうも僕は足りないようで
申し訳ありませんでした

どうも僕は要らないようで
この度はすみませんでした

でもあなただけは離したくない

あなただけが僕に差す光



どうも僕は生きていたいよ
だからせめて謝らせて

生きていたくてごめんと



どうもあなたにありがとう
この度はごめんなさい

どうもあなたに花束を
この白い花の甘い蜜

こうすればいいのかな

こうすればいいんだよね

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

はぁ、ため息

いじめっ子みたいなイメージで書いてました

閲覧数:52

投稿日:2019/03/11 03:13:56

文字数:929文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました