<クロスリンク・プロブレム ミクの試練! 第6話 欺瞞(ぎまん)の悪魔・後編>

(雑居ビル内・○○コーポレーション・時間停止空間)

 サキュバスは、余裕の表情で腕と足を組んで、空中でフワフワ浮いていた。

サキュバス:さて、そっちの攻撃はこれで打ち止めみたいだから、私もそろそろ「攻撃スキル」に切り替えましょうかね
ミク:一体どうすればいいってのよ! もうこっちは出す手が無・・・・・・・・・・

ネル:ミク、諦めるな! なにか方法がまだあるはずだ!
ミク:・・・・・・あったわ、1つだけ残ってた・・・効果があるかわからないけど。ネル! 確かベルゼブブを倒した後に輝いたクリスタルがあったよね!?
ネル:え? えっと・・・、あ! あったあった! 純白色のクリスタルで、使えるのは、「魔神バアルの力を宿した“ミキ”の力」だよ!
ミク:それに賭けてみるわ。というか、今はそれしか残ってないし
ネル:わかった! いくぞ!

 カチッ!

 ネルはこれまでと同じように、六亡星のパネルに付いているクリスタルの1つ、“純白色のクリスタル”、を輝かせて、光をミクに当てた!

ネル:能力召還! 魔神・ミキ!

 シュワーーーーー!!!!

 ネルが当てた光がミクの体をたどり、光が消えるとミクは、白いコートを着て、紫のモコモコを付けていて、黄色い☆マークが目立つ、純白色の女の子の姿に変わっていた。

ミク:これが・・・魔神『ミキ』の力・・・今の私の最後の綱・・・

 サキュバスは意外というような顔つきをして、空中からミクをじろじろ見ていたが、特に自分の策を変えようとは思わなかった。

サキュバス:ふーん、それが残りの1つなんだ。でも、まぁいいや。これまでのスキルでよくわかったから、今度はコッチから攻撃させて貰うよ!

 サキュバスは、今までの“受け”の姿勢から、“攻め”の姿勢に変え、空中で静止して、手のひらをミクに向け、両腕を前に突きだして「攻撃スキル」を放った!

サキュバス:まずは地獄の火炎で焼いて上げるわ! 「ヘルフレイム」!!!!

 ゴゴゴゴゴゴ!!!!

 サキュバスの手のひらから、巨大な“火球”が現れ、唸りながらミクに真っ直ぐ向かっていった!

ミク:わわわ! とりあえず 凍って!!!!

 ミクはサキュバスと同じように、両手の手のひらを火球に向けて、両腕を前にグイッと突きだした。すると・・・

 パキーーーーーン・・・・パキパキパキ・・・パリーーーン!

 なんとミクの目の前に強力な冷気の壁が現れ、火球を瞬時に凍らせ、更に火球の移動エネルギーを変換して、凍った“弾”を粉々に粉砕してしまった。

サキュバス:な・・・なに!
ミク:も・・・もしかして、このミキの力って、「魔法スキル」!!!!
ネル:やった! これだけ強力なら、前の“かまいたち”の時みたいに、簡単には無効化できないぞ!
ハク:相手の攻撃スキルを無効化しちゃうくらいですからね!
テト:ヾ(*´∀`)ノ

ミク:よ、よし! じゃあ、「空中浮遊」!

 ふわっ

 ミクはまず回避力を高めるため、サキュバスと同じく空中を飛ぶことにした。

ミク:よーし! サキュバス! これで少なくても「対等」だな!
サキュバス:思い上がるな! さっきの「ヘルフレイム」は所詮低級火炎魔法! これから悪魔の本気を見せてやるわ!
ミク:こっちだって、さっきの力のレベルは知らないもん! まだまだ出てきそうな気がするもんねー!
サキュバス:ほざけ! 火炎でダメなら氷結だ! 「コキュートス」!!!

 ビューーーーー!!!!!!

 サキュバスは地獄の絶対凍土の地の名前が付けられた、ミクの前に扇状に冷気が広がる、氷結特大魔法を放った! ミクに同じ魔法使いの舞台に立たれて、彼女は心底腹が立っていたのだった。

ミク:回避!

 ミクは今度は空中にいたため、サキュバスの頭上まで簡単に回避してしまった。それくらい移動速度が上がっていたのだ。

サキュバス:速い!
ミク:相殺されないヤツなら・・・「沢山の痛い氷!」

 ミクは修行を積んだ魔法使いではないので、魔法の専門用語は知らないのである。なので、スキルは全部、“なんかそういうヤツ”等の曖昧な名前しか唱えられなかった。しかし、ミキの力はそういうのにも対応していたのだった。先ほどと同じように両腕を前に突きだし、真下のサキュバス目がけて、無数の“氷柱(つらら)”をガトリング砲のように発射したのだった!

サキュバス:な! ファイアーウォール!!

 サキュバスは氷柱の攻撃範囲の広さと速度から、逃げられないと判断して、移動せずに火炎の壁を張って耐える事にしたのだった。しかし・・・

ズバズバズバ!!!!

 サキュバスの計算ミスだった。つららの“温度”は想像以上に冷たく、火炎の壁を“越えて”、サキュバスに突き刺さったのだった!

サキュバス:うがぁぁぁぁ!!!! か・・・回復!!!

 パァァァ!!

 サキュバスは氷柱の攻撃を受けることも受け入れ、回復魔法を併用することで、ダメージを最小限にしようとした。

 バタッ!

 サキュバスはとうとう地面に落下してしまった。付け足された“悪魔の両翼”が穴だらけにされてしまったため、一時的に飛べなくなってしまったのだ。氷柱の冷気が体に侵入したため、体の所々が凍結した状態になっていた。

サキュバス:こざかしい・・・
ミク:これで立場逆転よね。私に見下される気分は、どう?
サキュバス:・・・・・くっはっは!
ミク:何がおかしい!
サキュバス:超回復!

 ギューーーン!

 サキュバスは先ほどの“壁を作りながら攻撃ダメージを最小限にする回復”から、“壁を解いて、一気に回復する”スキルに変え、翼も体の凍結も一気に治してしまったのだった。

ミク:!
サキュバス:多少、魔力の減退が起きても、私は“回復治癒”の能力にも長けているのだよ。これで私も飛べるし、ダメージも回復した。お前が絶対優位ではないのだよ。それとお前の2回の攻撃で、クセは掴んだ
ミク:私の魔法の威力は、既に味わったはずだ!
サキュバス:・・・そうだな、おかげさまで“威力”は味わえたわ。そして弱点も見いだせた
ミク:見いだせても、使えなければ意味はない! もう一度!「もっと痛い氷柱」!!!
サキュバス:「ハイパーアイスウォール」!

 ガキーーーーン!!!!!

 サキュバスの解った作戦、それは、“ミクの魔法には、反対属性で無効化するのではなく、同属性か関連するもので物理的に無効化する”ことだった。ミクの無数の氷柱は、サキュバスの作った“氷の壁”に全てぶつかり、あるモノは“突き刺さり”、あるモノは“はじき返され、物理的に無効化されてしまった。

サキュバス:威力は、相手のガードが0か不完全であれば、ヒットしてダメージになる。しかし、当たらなければ、どうということはないのだよ。魔法スキルの強さは、それそのものの威力以外に、“熟練度”、にも大きく依存する。“今さっき使い始めた”お前と、マスターレベルである私、さて、どちらが“巧く使いこなせる”かな?
ミク:し、しかし、最初は完全無効化できたし、2回目は全部ヒットした!
サキュバス:そりゃそうだ。“相手の能力がよくわからない“状態では、私であってもスキは出来るし、ヒットする事もある。しかし、致命傷にならなければ、私の超回復で対応できるし、学習能力によって、2度目のヒットは無くなるのだよ。やたらに2つもスキルを乱発したのは、無策だったな

ミク:くっ・・・だったら、“致命傷”になるようなスキルで、一気に決めてやる! 「雷ドーン!」!

 ゴロゴロ・・・ピシャ!

サキュバス:「ラバーガード」

 ビリビリビリ・・・

 サキュバスは、雷撃属性のスキルの対応には慣れているようだった。ゴムの球体で体の回りを包み、電撃のダメージを最小限にしてしまった。ダメージを受けたのは、“空気穴”から侵入した分だけだったのだ。

サキュバス:少しはビリビリ来たわ。さて、次は?

ミク:う・・・だったら、「竜巻」!!
サキュバス:疾風ね。では、「逆回転トルネード」!!!

 ビューーーーー・・・・・・・・・・シーン

 サキュバスはミクの竜巻とは“逆回転”の竜巻を発生させてぶつけることで力を相殺して、消滅させてしまった。

サキュバス:これは楽勝ね。さーて、そろそろ本調子になってきたわ。さぁ、次は?
ミク:う・・・な・・・なら・・・
サキュバス:4属は制覇したから、今度はこっちから! 「ポイズンレイン」!!

 サキュバスが詠唱した「ポイズンレイン」とは、直訳の通り、「毒の雨」だった。ミクは“対応するスキル”をすぐに考えた。

ミク:え、えっと、「氷の傘」!

 ガサッ!

 ミクはとにかく“上から降ってくる毒の雨を物理的に防ごうと考え、氷で傘を作ってみた。しかし・・・

 ポタッ・・・ポタッ・・・

ミク:な! なんで!
サキュバス:この毒ね“水溶性”で“発熱物質”だから、氷をとかしながら浸透していって、突き抜けちゃうのよね。残念でした

 ミクは薄れているとはいえ、毒液を上から少し浴びてしまったため、必死に傘を支えているのもやっとになってしまった。

ミク:も・・・・もうだめ・・・・

 バタッ

 ミクは遂に、毒にやられて、倒れてしまった。上からの猛毒を更に浴び、体がしびれて動けなくなってしまったのだ。

サキュバス:さて、コレくらい効いていればいいわね。効果終了

 サキュバスの声と共に、雨はやんだ。しかし、ミクは依然として動けなかった。

ミク:くっ・・・・・・う・・・うごけな・・・い・・・
サキュバス:「アイアンニードル」!

 サキュバスの声と共に、倒れているミクの頭上に、巨大な“鉄の針”が現れた。

サキュバス:さーて、随分と魔法で頑張ったつもりだけど、熟練度が足りないのよ。毒なんかに勝てないなんて
ミク:ううう・・・
サキュバス:もういい加減ラストにしたいから、動けないアンタを串刺しにして、フィニッシュにさせて貰うわ
ミク:うう・・お・・おまえ・・・おまえなんか・・・
サキュバス:? おまえなんか、なんだ? 言ってみなさいよ

ミク:おまえなんか・・・・死んじゃえ!!!!!

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

クロスリンク・プロブレム ミクの試練! 第6話 欺瞞(ぎまん)の悪魔・後編

☆オリジナル作品第13弾である、「クロスリンク・プロブレム ミクの試練!」の第6話です。

☆今回はメイコ編の後編です。戦闘編です。

☆このシリーズ以外の所で登場した、懐かしいキャラを出してみました。

*****

hata_hata様が、第1作目のきのこ研究所のイメージイラストを描いて下さいました!。まことに有り難う御座います!。
『「却下します!」』:http://piapro.jp/content/oqe6g94mutfez8ct

☆hata_hata様が、第2作目のきのこ商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『causality』:http://piapro.jp/content/c0ylmw2ir06mbhc5

☆nonta様も、同じく商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『ようこそ!、きのこ駅前商店街へ!』:http://piapro.jp/content/dmwg3okh7vq1j8i1

☆あず×ゆず様が、第8作目の部室棟の死神案内娘“テト”を描いて下さいました!。本当に有り難うございます!。
『おいでませ!木之子大学・部室棟へ♪』:http://piapro.jp/content/rsmdr1c3rflgw7hf

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投稿日:2010/12/15 22:34:31

文字数:4,263文字

カテゴリ:小説

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  • 黒猫

    黒猫

    ご意見・ご感想

    デスさん!!お久しぶりですwww
    やっぱりデスは親ばかなんですね(笑

    そしてLパワーの時に引き続き、mikiちゃん最強フラグですね!!
    デスを呼んじゃうとは…

    魔法のスペルを知らないっていう設定がリアルで好きです!シリアスなバトルシーンで笑いをいれられるってすごいと思います!というか、可愛いです^^

    そしてついにLilyちゃんキターーーー!!
    頑張れLilyちゃん!応援してるよ!!
    活躍を期待してます★

    今回も楽しませていただきました!!
    有難う御座いました^^

    2012/11/16 17:59:18

    • enarin

      enarin

      黒猫様、今晩は♪

      > やっぱりデスは親ばかなんですね(笑

      デスさんの楽屋ネタ、受けてとっても嬉しいです! そして思い出して頂いて、有り難うございます! そうです、あのデスさん、テトさんの事、大事に思っている、かなりの親バカさんなのです?。それに召還された時もケーキ屋さんやっていたりします。

      > mikiちゃん最強フラグですね!! デスを呼んじゃうとは…

      この時点では最強です。魔法スキル全部使えるし、究極呪文も受け付けますし。今回は該当のボカロさんにミクさんがコスプレする形で力を貰うんですが、さすがmikiさん!

      > 魔法のスペルを知らないっていう設定がリアルで好きです!

      これは今回、意図的に使ったのですが、かなり反響があって嬉しかったです。実際、突然飛ばされた普通の女子高生が、魔法スペルを知っているはずはないのですからね。まぁでも、常にこの設定だと色々困るので、今回だけになりそうです。

      > というか、可愛いです^^

      有り難うございます! 色々、言霊みたいな呪文でしたが、可愛いですよね。なんというか、叫びというか…

      > 頑張れLilyちゃん!応援してるよ!!

      はい、次回のメカ戦ではLilyさん(のコスプレミクさん)が頑張っちゃいます!

      有難う御座いました^^

      こちらこそ、有り難うございます! たまにシリーズの途中に、”これまで書いてきたキャラを入れた番外編の読み切り”、を入れていることがあるので、話数のナンバリングを追うと、続くことになります?。

      このたびのご閲読、コメント、有り難うございます!

      2012/11/18 17:09:33

  • 黒猫

    黒猫

    ご意見・ご感想

    デスさん!!お久しぶりですwww
    やっぱりデスは親ばかなんですね(笑

    そしてLパワーの時に引き続き、mikiちゃん最強フラグですね!!
    デスを呼んじゃうとは…

    魔法のスペルを知らないっていう設定がリアルで好きです!シリアスなバトルシーンで笑いをいれられるってすごいと思います!というか、可愛いです^^

    そしてついにLilyちゃんキターーーー!!
    頑張れLilyちゃん!応援してるよ!!
    活躍を期待してます★

    今回も楽しませていただきました!!
    有難う御座いました^^

    2012/11/16 17:59:14

  • tamaonion

    tamaonion

    ご意見・ご感想

    こんばんは。続きを読ませてもらいました。

    魔法は“言葉の力”というコンセプトが、とても面白いです。魔法をかける、という言葉は cast a spell ですね。
    やはり言葉の唱え方、響きと、魔法・技の内容・威力はつながっているのでしょうか。
    言霊、とかの概念ともつながっているかもしれませんね。
    それをうまくストーリーに組み入れているので、すごく楽しく読めました。

    アーサー王の片腕のマーリンなども思い出してしまいました。

    私はゲームはあまりしない方ですが、この臨場感や、対戦感はすごくワクワクさせられます。
    ところで、昨今のゲームとくにファンタジー色のあるものには、ベルゼブブ(ベルゼバブ、バアルゼブブ)とか、サキュバスとか、古典的な名称が多く出てくるのでしょうか?
    年代が若い方の方が、こういう神話やファンタジー系の単語に詳しいような気がします。
    (羨ましいとも思います(笑))

    ミクの最後に放った言葉。これって、究極の技なんでしょうか。
    たしかに、すごく根本的で、単純な言葉ですが? これが技になるとは…
    まさに、コロンブスの卵です。

    いろんな高度な技より何より、ストレートですよね。ある意味、目からウロコです。
    (哲学的、というか、文学的でもありますよね)

    今回も楽しませてもらいました。
    続きも、期待しています。

    それでは、また。

    2012/11/11 20:40:04

    • enarin

      enarin

      tamaonion様、今晩は!

      > やはり言葉の唱え方、響きと、魔法・技の内容・威力

      今回は魔法合戦だったのですが、ミクさんは如何せん魔法のスペルを知りませんでした。なので、今回はこれまでとは違った”制約”を設けて、スペルは全部”日本語の言葉”で、能力としてクリスタルがその意味をくみ取って、魔法を放つ、そんなリアル設定にしてみました。別シリーズでのこれまでは何の制約も無しに、魔法を唱えてましたから。

      > それをうまくストーリーに組み入れているので、すごく楽しく読めました

      有り難うございます! 今回の”制約”はギクシャクではなく、それそのものが”仕掛け”になるようにしました。なので最後の究極魔法は…

      > マーリン

      大賢者ですね。

      > 対戦感はすごくワクワクさせられます

      有り難うございます! 今回の戦闘のベースは某悪魔が現代世界に出てくるゲームをイメージしましたが、最近はこういう仕掛け抜きで、魔法をガンガン唱えるモノが流行っているみたいですね

      > ベルゼブブ(ベルゼバブ、バアルゼブブ)とか、サキュバスとか、古典的な名称が多く出てくるのでしょうか?

      サキュバスは多く出てきますが、蠅の王ベルゼブブは、某ドラキュラなゲームとか、デジタル悪魔なゲームくらいしかお見かけしませんです。でも、悪魔が出てくる定番ゲームでは結構使われてますね。

      > (羨ましいとも思います(笑))

      そうですね?。でも40位の大人な人の方は、”Wiz?”シリーズに造詣が深いので詳しいと思います。

      > これって、究極の技なんでしょうか

      (汗)、あ、いや、その、ここは実は自分の小説シリーズのネタでして、”?部室棟へ”の強力な協力者”死神”を召還しちゃう、って事なんです。彼が言っている事はこの小説を読むと納得する仕掛けになってます。

      > まさに、コロンブスの卵です。

      これも某悪魔なゲームをイメージしてまして。”死んでくれる?”ってネタです。

      > (哲学的、というか、文学的でもありますよね)

      有り難うございます! 今回はかなりマニアックな内容だったのですが、楽しめて良かったです。

      > 期待しています。

      有り難うございます。今回は魔法合戦。次回はメカ戦です!

      このたびのご閲読、コメント、有り難うございます!

      2012/11/12 21:30:27

  • nai☆

    nai☆

    ご意見・ご感想

    >「沢山の痛い氷!」
    いいですねぇ、こういうリアリティw そりゃ、確かに知らんわな。

    なんと、デスですか! (あ…いや、別に駄洒落を言うつもりでは…|||orz|||…)
    タルタルソース…だっけ? 一つの階層に長く留まると出てくるんだよね~。アレ、怖いよねぇ…。
    しかし、ケーキ屋ってw あんたいったい誰やねん ( 棒 読 み )

    2011/01/08 10:06:17

    • enarin

      enarin

      nai☆様、こんにちは!

      > いいですねぇ、こういうリアリティw そりゃ、確かに知らんわな

      これはリアリティを追求すると、魔法の詠唱はこうなってしまうという例です。というか、魔法使いは基本的に”スペルの天才”だと思うし、詠唱は魔法を引き出す鍵だと思うので、本来、こんないい加減な言葉で魔法が出てくるはずはないのですが、ここでは”クリスタルの助力で使えるようになっている”のです、はい。クリスタルが言葉とその意味を理解して、使いたい魔法を選んでくれるわけですね。

      > なんと、デスですか!

      はい。デスです。これは以下で、”この方が誰か”を書いておきますね。

      > タルタルソース…だっけ? 一つの階層に長く留まると出てくるんだよね?。アレ、怖いよねぇ…

      P3のタルタロ○ですな。ここではその意味では使ってないのですが、ある意味、”究極の敵”の意味もあるので、そんな感じです。デデデン・・・・って感じで現れます!

      > しかし、ケーキ屋ってw あんたいったい誰やねん ( 棒 読 み )

      えっと、色々変な設定(ケーキ屋の主、テトの父・・・)があるため、おかしいと思われたと思います。ここで、説明しますね。

      このデスさんは、前に書いた作品、

      「おいでませ! 木之子大学・部室棟へ♪」

      に出てくるテトの父親、死神=デスさんの事です。ミクの世界で出てきた姿は、本来の骸骨の姿。この話で出てきた”ケーキ屋”のマスターでいる姿は、部室棟の最終話、

      「おいでませ! 木之子大学・部室棟へ♪ 最終話 クリスマスプレゼント」
      http://piapro.jp/content/6j6ng3h99kfzhiv7

      で出てくる、ケーキ屋”アストラル”のマスターの姿です。

      nonta様のコメントで書かれているとおり、ミクの世界は”パラレルワールド”なので、部室棟の世界ともリンクしているらしいのです。なので、ミクの”死の魔法”に応じて、本来の”デスの仕事”をするために、あの世界からやってきたのです。

      説明がないと、わかりにくい設定で申し訳ないです。m(_ _)m

      ということで魔神”バアル”の究極魔法は”即死”です。

      このたびのご閲読、コメント、有り難うございます!

      2011/01/08 11:37:46

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