何度も傷付き
この地に辿り着いたんだ
マントも手に入れ
この身を守る術も手にした

けれども身を丸くしていることで
歌声は出なくなっていた
太陽はまだ出ないぞ

北から吹く向かい風が今
嵐になりやって来た！
Whirl Wind！
ワルアガキと呼ばれてもいいさ
飛ばされぬよう
地に足を付けろ！！

明日も太陽は出ないと言う
このマントを脱ぐ暇はいつまでも
与えられやしない
風は台風の様に吹き荒れてる
このマントを握れば握る程強くなる

薄れて行く意識の中で
浮かんで来たあの遠い日の記憶達
あぁ そこには何時も何時も
歌と笑顔だけがあったんだ
そうだ！
それがそれだけがあればいいさ
行くぞ！前を向け！

Whirl Wind！
このマントが欲しいと言うなら
脱ぎ捨てて投げ付けてやる！
Whirl Wind！
もう何にも要らないさずっと
歌声だけあれば行ける

いつかきっと嵐も消し去り
風向きも変えてやろう
Warm Wind！
北から吹く向かい風じゃなく
南から来る
穏やかな"歌声"へと…


※以下、ひらがなバージョンです


なんどもきずつき
このちにたどりついたんだ
まんともてにいれ
このみおまもるすべもてにした

けれどもみおまるくしてることで
うたごえわでなくなあていた
たいよわまだでないぞ

きたからふくむかいかぜがいま
あらしになりやあてきた
Whirl Wind
わるあがきとよばれてもいいさ
とばされぬよお
ちにあしをつけろ

あすもたいよおわでないとゆう
このまんとおぬぐひまわいつまでも
あたえられやしない

かぜわたいふうのよおにふきあれてる
このまんとおにぎればにぎるほどつよくなる

うすれてゆくいしきのなかで
うかんできたあのとおいひの
きおくたち

あそこにわいつもいつも
うたとえがおだけがあたんだ

そおだ
それがそれだけがあればいいさ
いくぞまえおむけ

Whirl Wind
このまんとがほしいとゆうなら
ぬぎすててなげつけてやる
Whirl Wind
もおなんにもいらないさずうと
うたごえだけあればゆける

いつかきいとあらしもけしさり
かざむきもかえてやろお
Warm Wind
きたからふくむかいかぜじゃなく
みなみからくる
おだやかなかぜえと