波立つ、爆ぜる

いつからか 物足りなくなっていた
眠ることも億劫だ
孤独さえ 忘れてしまうような
夜の街に 繰り出していこうか

蔓延った喧騒に 青混じりネオンライト
そんな目眩しなんか僕らはいらないわ
期待と葛藤が ないまぜになっている
何かが起こるかなんて 誰にもわからないんだ

波立った感情に 流されてしまうような
僕らはどこまでも行けるんだ
響かせたサイレンも この街に染まっていく
鼓動が高鳴る方まで 駆け抜けていこう
眠れないな

気が付けば 当たり前になっていた
懐かしむことばっかりだ
花の匂い、風音に青天井
馳せるだけで視界が滲んでいく

声出してもう一回 溢れ出した共感覚は
どんな蟠りさえも真っ新にできるんだ
憂いと倦怠を 丸めて消し去っていこう
僕らは何色にもなれるんだ

爆ぜる弾丸のように 人生を謳歌していたい
心に詰まるもの投げ出して
思い出した瞬間に 言葉も失ってしまう
思い出に囚われないように叫んでしまおう
彼方まで

君がくれた声も 言葉もその体温も
愛しいはずなのに痛いのは 気のせいか
それは 走馬灯のように映されていたんだ
夢のようだ

置き去りになっていた ドラマティックの残骸に
僕らは縋ることもできないだろう
いいんだ もう夜は明けるんだ
全てが色褪せてしまう前に
遥か どこまででも駆け抜けていこう
終わりまで

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

波立つ、爆ぜる 

波立つ、爆ぜるの歌詞になります!

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投稿日:2021/04/25 14:52:01

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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