摩天楼 

流されるまま彷徨い歩く
私独りきり見失った群衆を
横目に過ぎる流転の先で
重ね合わせたすべてがきっとわかるだろう

堕ちてゆく
その刹那の摩天楼
見つめた視線の先欺いて

闇を裂く
虚構の城摩天楼
夜が遠く遠く霞んでゆく

汚れたままの冷たい指で
触れた記憶に
今でもずっととらわれて

いつしか抱く憧れさえも
色あせてゆく
時間にそっと流されて

聳え立つ
光の槍
伸ばした
その手の先捕まえて
かき消されて

闇に咲く
孤高の城摩天楼
声は遠く遠く
かき消されて

嘘で塗り固めた
空虚な空の下
たどり着い場所で
貴方と出会えたの

見渡せば 光放つ摩天楼
残った傷の跡に蝕まれ
闇を抱く
呪縛の城摩天楼
いつかきっときっと

影を成し
街を埋める
摩天楼
荒んだ風を呼んで
絡み合う
闇を刺す
無情の城摩天楼
夜にずっとずっと飲み込まれて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

摩天楼 歌詞

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投稿日:2024/02/21 21:32:56

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

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