紙を張り詰めたような美しい白い大地に
立っていた
ここがどこだか名前さえ知らない
けれど何故だか覚えている

そこには真っ赤 だが柔らかく滲んだ
ぼやけたものがあった
それは存在を提示しているのか
まだ確証がない新たな生命体なのか
誰にもわからない

昔からあるものがいまここにいないのは
あなたが忘れてしまったから
この大地に眠っていた強大な何かが
目覚めの時を待っている

過ぎ去った日々に別れを告げれば
きっと振り返る事はないでしょう
土産を貰った 結局捨てた
その意識の内にある罪悪感

もういっぱいだ
食べられない

果てのない道を歩いていた この先にゴールなんてあるのか ないな
名前は思い出せないままで
このまま純白(やみ)に溶けようか

ぼやけていたものが鮮明になったそれは
あなたの歪んだ愛だった
強くて儚い灯火を
忘れたまま旅を続けていた

ほしいものはあるか
そんなもんはないさ
生きて辿りついたなら
欲の一つもでるだろう

未来ってやつはどうしてこんなに
怖いのか 明日が来るのは前に進めと
あなたが背中を押すからか?
前に転んだらどうすんだって
軽い冗談をついてみるんだ

もう限界だ
おわりにしましょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Unfinished Journey

閲覧数:75

投稿日:2019/02/19 16:57:55

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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