遠ざかる翳 静寂に酔えば
浮かぶ希望は 儚く

寄り添い 見上げた空
今は昏くて

君が見た 百年を
千の年に変えるまで
猛る 焔に息衝く

失くせない 色褪せない
永久に続く安らぎを
注ぐ願いは 目映く ずっと

灰になる景 湛える涙
拭う指さえ 朱くて

栄華に 詠った空
星が散り逝く

君が見た 平穏を
千の年に繋ぐまで
叫ぶ 生命を嗄らして

壊したい 終わらせたい
傷を紡ぐ舞台なら
絶えぬ願いは 目映く 明日へ

君が見た 百年を
千の年に変えるまで
猛る 焔に息衝く

君が見た 平穏を
千の年に繋ぐまで
叫ぶ 生命を嗄らして

壊したい 終わらせたい
傷をもう抱かないで
絶えぬ詩 この手に Alive

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Alive~千年歌~

※コラボ企画用・久遠さんの曲に提供しました※

私の趣味に走りまくりなコラボ企画用。三国志のイメージで…といっても、解説なしで元ネタが分かった人はキモチワルイ級のヲタですw
以下解説。長いです。読むのがめんどい方は自由に解釈してください。歌なんてそんなもんです。でも真の意味も知ってほしい親心です。

元ネタは曹植の、漢詩など今残っている本人の記述諸々ですw
情景が濃紺の夜で、外という以外にテーマがなかったので、大好きな題材を…(爆)
地味についているコラボタイトルにもなった、「公讌」という詩が基軸です。
これは、兄の曹丕(後の魏のファーストエンペラー)が、穏やかな時間が百年(一生)続きますようにと詠んだのに対して、千年(永遠に)続きますよと返した返歌です。
二人とも若い頃です。推し量るに24歳と19歳かな。
曹植は詩人のイメージが強いですが、本人は実はかなり切実に戦に出たがってた人です。
別の詩で、身を炎に焼かれたいとも詠んでいます。この一節は専門家の間でも諸説あるのですが、私の自説(有名な先生との飲み会でお墨付きv笑)では、炎=戦火だと思っています。
晩年、僻地に飛ばされた彼ゆえに、未来に見据えた平和のために、今は身を焦がして戦うという想いを、過去の回想と交えて表現してみました。
サビは曲もだいぶ勢いがあるので、熱くぶつけてみました。

閲覧数:534

投稿日:2012/03/18 22:28:49

文字数:310文字

カテゴリ:歌詞

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