ミラーズダイアログ

振り返った足元には
濁った水が広がってる
改まって覗き込めば
歪んだ 僕の落とした影だ

沈み込んだ 世界の中 変わった街で
いきどまりだ
伸ばし切った 腕の先を君と捉え
砕いてみよう

語りかけて 応えて
傷をつけてばかり
割った腹を洗い出したら

合わせ鏡みたい
裏の裏から見据えた
僕の姿の有用性
照らし合わせたら
知らないウミが溢れて
空の果てまで溺れそう

(かがみみたい うらから 見すえてた すがたの有用性
あわせたら あふれて
おぼれそう)

なんて

黙っていよう
分かり合う つもりなんてないから
ごめんも涙もいらないよ
そっぽ向いてるメリットを超える言葉なんて邪魔だし
「悪気がないなら」で どこまでが許されるだろう
なんてね
知ってたら変わるでもないし

開き始めている
空と海との間で
溺れたままの劣等生
ずうっとこのままで
見上げ続けるだけなの?
ふやけた罅が痛んでた

からさ
手が滑ったんだ
今を押し除けて
行かなくちゃならない気がしてさ

伸ばし切った 腕の先で掴んだ日々は
ぬるくなって
乾き切った 口の端をそっと濡らし
答えてみよう

泡みたく 光って
空を目指していた
負った泥を払い除けたら

合わせ鏡みたい
涙を拭い損ねた
あなたは僕の最優先だった
結び合わせたら
知らないウミが溢れて
空の果てまで届きそう

(かがみみたい なみだを ぬぐいそこねた あなたは最優先
あわせたら あふれて
とどきそう)

なんて

振り返った足元には濁った水が広がってる
改まった僕の影とあいかわらずのあなたの影だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ミラーズダイアログ

歌詞です

閲覧数:9

投稿日:2024/08/26 18:52:55

文字数:683文字

カテゴリ:歌詞

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