勿論は気にするものです
詩:赤りんご@
さらさらと淡々と流れる時間を
自分自身を流して過ごしていた
見えなくなったもののそれ以外見ようとなんかしない
渦巻く太陽に「おはよう」をいった午前7時前
春がきたら夏が来ます。
夏がきたら秋が来ます。
秋がきたら冬が来ます。
冬がきたら春が走ってくる。
私は天井の隅っこで
体育座りしたまんま
動く気なんてないくせに
また色々引き受けてしまうんだ。
考えてごらん?
私の未来を
過ごしてきたのはただの人生
髪を引っ張れば抜けるのは
やっぱり経験上、当たり前ですでした。
1がきたら2を数えて
2がきたら3を数えて
そうどんどん数えてたら
羊なんて見えなかったんだ。
私は床の隅っこで
うつ伏せになったまんま
生きる気なんてないくせに
仮病なんて使うんだ。
思ってみたよ
考えてみたよ、私の未来
見てきたのは両親の首を吊る姿
これ以上、どうしろっていうんだ。
荒々しい言葉ばかり
私を埋めていくんです。
悪気があったわけではないのに
ついつい口走ってしまう
「やったのは私です」と
言ったらやっぱりそんな目で見られて
案外想像したよりも結構辛めです
頑張ったって評価されたって
私は私でしかないから
片手に持ったカッターナイフの刃を
ぐしゃぐしゃになるまで折っていくのでした。
1がきたら2を数えるのも
春がきたら夏が走ってくるのも
みんな当たり前なんて言って言っちゃって
笑っちゃって、私も笑っちゃうのです
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