白い街並みにインクが滲んで
指でなぞり朝虹浮かんだ
空を飛ぶような折鶴綺麗
南風に日傘が舞って煌いた

夏蜜柑の香りの栞は
どこかに溶けてしまったから
駆け続けてはしゃごう
廻り廻るこの世界で

君の綴る物語が途切れてしまわぬように
僕が何冊でも何十冊でも傍で読んであげる
一瞬一瞬の描写表情感情証明となるから
向日葵の横の本棚に収めよう空きスペースはたくさんある


紅い街並みに遠雷轟いて
頬に触れたサイダー弾けた
海に揺らぐような花氷綺麗
夕立に風鈴落ちて響いた

金魚玉に沈んだ言葉が
どこかに消えてしまったから
潜り込んで掬うよ
沈み沈むこの世界も

君の綴る物語が途切れてしまわぬように
僕が何冊でも何十冊でも傍で読んであげる
一瞬一瞬の描写表情感情証明となるから
写真飾っている本棚に収めよう空きスペースはまだ残ってる


だから君の綴る物語が終わってしまわぬように
僕が何回でも何十回でも名前呼び続けるよ
声が枯れ果てて喉がつぶれて音にならずともいいから
思い出の詰まった本棚にもたれて空きスペースが・・・すべてうまる


君の綴った物語がありふれたものであっても
僕は何年でも何十年でも忘れはしないから・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

君の綴る物語が途切れてしまわぬように(仮)

夏の淡い恋物語でした。

閲覧数:487

投稿日:2009/07/25 23:05:12

文字数:513文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました