[1A]
土曜日の雨音 捨てた月曜 滴る水曜
どこまでも一緒に行けると思い込んでた
[1B]
そばにいるほど つい傷付けてしまうから
失くさないように 大事なものお互い隠していたね
[1S]
僕を浚う雫 真ん中に巣くう笑顔 君は知らないで
開けたままの蛇口 色褪せたシャツの染みを 洗うみたいに
心ごと流せたらいいのに
[2A]
泥道の靴跡 鈍い感覚 歪な輪郭
特別でいたくて理想に溺れてたんだ
[2B]
息をするたび ただ薄れていくだけなら
この口を閉じて 頬に残る温度を奪い去ってよ
[2S]
君に降らす光 真ん中を満たす言葉 僕は気付かずに
濡れて冷えた素足 君となら手を繋げば それでよかった
情けないくらいまだ好きだなぁ
[S′]
僕らの真ん中に 訪れた夢の終わり 眠い目をこする
君の弱いところ 僕の我が儘な願い 全部溶かして
[LS]
長い夜の余波 新しい朝を君は 歩き出していた
同じ日々のようで 変わりゆく景色の中 もしも逢えたら
大丈夫、頷いてみせるよ
▽かな
[1A]
どようびのあまおと
すてたげつよう
したたるすいよう
どこまでもいっしょに
いけると
おもいこんでた
[1B]
そばにいるほど
ついきずつけてしまうから
なくさないように
だいじなものおたがい
かくしていたね
[1S]
ぼくをさらうしずく
まんなかにすくうえがお
きみはしらないで
あけたままのじゃぐち
いろあせたしゃつのしみを
あらうみたいに
こころごと
ながせたらいいのに
[2A]
どろみちのくつあと
にぶいかんかく
いびつなりんかく
とくべつでいたくて
りそうに
おぼれてたんだ
[2B]
いきをするたび
ただうすれていくだけなら
このくちをとじて
ほほにのこるおんどを
うばいさってよ
[2S]
きみにふらすひかり
まんなかをみたすことば
ぼくはきづかずに
ぬれてひえたすあし
きみとならてをつなげば
それでよかった
なさけない
くらいまだすきだな
[S′]
ぼくらのまんなかに
おとずれたゆめのおわり
ねむいめをこする
きみのよわいところ
ぼくのわがままなねがい
ぜんぶとかして
[LS]
ながいよるのなごり
あたらしいあさをきみは
あるきだしていた
おなじひびのようで
かわりゆくけしきのなか
もしもあえたら
だいじょうぶ
うなずいてみせるよ
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