ただの人になりたくなくて 凡才に気づかぬふりして
朝の際から目を逸らし 今日も暗いガラスを踏んづけて

はじめは自己満足でやった あの頃には戻れなくなった
自分だけが歌えるものが わからなくて陥る自己嫌悪

排ガスと香水に塗れたキレイといえない都会の空気を
無理矢理うまいと思い込んで酔う 忘れさせてよ全部
僕だって爽やかに夏を歌いたい でもそれじゃ質の悪い模造品
僕ごときが考えることなどは誰かがやってる 最早何をしても二番煎じだ

ただの人になりたくなくて 凡才に気づかぬふりして
パラノイアから目を逸らし 今日も暗い路上に消えていく

ハシるベース ヘタクソなギター 愚直なメロと浅い歌詞
灰になって 呼んで戦って わからなくてもう なにやってんの

裏切る天気予報 天衣模倣 少しは優しくなれると思った
溢れ出たモノごと雨に溶かして 溶かしきれない孤独
僕なんてって嘆いて生を謳いたいでもそれじゃあの人の劣化コピー
僕ごときが考えることなどは程度が知れてる
僕は何ができる?「そんなの分かってるんだろ?」なぁどうだ?

Don’t Cry どんくらい続けりゃ報われるのかが分からなくなって
やらない努力は報われないって報われるまでが努力
ハイセンス?ナンセンス?どちらか分からず自分を信じたナンセンス
なんにも遺せず終わるのは嫌だ その病の名は…
誰が何をしても二番煎じだ

何年後かは分からないが僕をみて絶望する奴がいる
彼もまた僕の後追いだと嘆くだろう
僕にしかできないこと確かにあるんだ
此処にいま生きている それだけでどうにでもできるだろ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

グレイアンコール

ボカロオリジナル「グレイアンコール」歌詞です。

閲覧数:60

投稿日:2023/06/17 00:27:39

文字数:678文字

カテゴリ:歌詞

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