ありがとう そしてさようなら___

君と出会ったのは桜舞い散る季節

隣の席に座る君が眩しく見えてた


人見知りの僕は君に声を掛けられなかった

ただ遠くで見ることしかできなかった


君と出会って2回目の春が来た

僕は思い切って君に声をかけた

そして自分の思いを綴った手紙を渡した


君は眩しくて、僕は君に追いつけなくても

君に気づいてほしくて、だけど君がここにいることは長くはないけど

限られた時間だけど一緒にいれたらいいな


それから、手紙を渡して少し経った時

君は学校に来なくなった

そのあともずっとずっと…

病院から抜け出せないと君は嘆いていた

君は重い病を患っていたことを

僕は急いで君のいる病院に行った


だけど、もう遅かった





彼女の顔はとても穏やかで

僕のことを待っていてくれたようで


なんでだろうね、君を見ていると涙が出てくるよ

最後まで迎えられたら泣かなくてすんだかな


こんな頼りない僕でごめんね

 僕を最後まで愛してくれてありがとう

 大好きだったよ

彼女のベッドの横に紫のチューリップを置いた_____________

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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花ことば

悲しい男女の恋愛です

花言葉を使ってみたかったというわがままで「花ことば」という題名にしました。

紫のチューリップの花言葉は「不滅の愛」です。

閲覧数:66

投稿日:2012/07/29 12:12:11

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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