むかしむかし…
古い一軒家に双子の姉弟が仲良く二人で住んでいました…。
しかし…
双子にも関わらず姉の方は生まれたて体が病弱で、今でも寝たきりになってしまう時があるのです。
弟はそんな姉が心配で心配で仕方なく、いつも傍に居ました。
仕事以外では…。
姉の名はリン…
弟の名はレンと言います。
お姉ちゃん思いで他人には優しいレンは、余り疑うと言う言葉を知りません。
一方姉のリンは病弱で弟に我が儘を言いたい放題…。
けれど根はしっかりとしていて、自分の意思も誰よりもありました。
そんな二人にも仲良しなお姉さんとお兄さんがいました。
双子の家からは大分離れた都会の方に住んでいる人です。
お姉さんとお兄さんは家が隣同士らしく、よく二人一緒に双子の家に遊びに行っていました。
お姉さんの名前はメイコ…
お兄さんの名前はカイトと言います。
メイコは双子の姉リンを…
カイトは双子の弟レンを凄く大切にしていました。
二人とも双子は目に入れても痛くないぐらいに可愛がっていて、そんな二人を双子はいつも嬉しく思っていました。
あの…死神が来るまでは…
こんな幸せな日々は長くなかったのです…。
あれは…二人が帰った夜に起こった出来事でした…。
この出来事から…
双子達の運命は…
変わってしまったのです…。
緑のフードを被った…
死神に会うまでは…。
END.
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