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図書室の窓辺で 光が揺れる
一昨日と同じ景色 でも今日は違う
視線の先にいる 君を見つけた
いつものように本読んで 少し微笑んでる
黒縁眼鏡の奥 隠した瞳
私へと注がれた その一瞬に
胸が高鳴って 息が止まりそう
何も言えずただ 見つめていた
好きだよ 好きだよ この気持ち
伝えたいのに 言えないよ...NOMAEANING
ねこぽぽ
放課後の黒板 チョークの音
誰かが書いた「ありがとう」の文字
くすぐったいような ちょっと寂しいような
にぎやかな声が響いてる
「またね」なんて簡単に
言えるわけないのに
笑って手を振るだけ
黒板いっぱい 広がる名前
「楽しかったね」って並んでいく...黒板
ねこぽぽ
約束したのは一体誰?
口に出したら壊れる魔法だよ
耳にした言葉は溶けるはずなのに
その口はなぜか止まらない
まるでわかっちゃいない
心をさらけ出してまで話す
勇気いることへらへらりんとさ
右から左へスルーして
翌日皆にばらまき罰点...秘密はどーした
ねこぽぽ
つまらない日常のレシピ
甘すぎる期待で味がぼやけてる
少しだけスパイス足してみようか
ビターな香りが心を目覚めさせる
悩みの涙も隠し味さ
辛くてもしょっぱくてもいいじゃない
完璧じゃない方が美味しい
この人生のフルコースを味わおう...美食家
ねこぽぽ
占う恋など珍しくもない
ちちんぷいは食べかけのパイ
おっきな×おひとつ刻んだら
感傷に浸るビターチョコほろり
とろけるような甘さを求めて
だけど現実はちょっとしょっぱくて
恋のレシピがぐるぐる回るの
焦がさないように火を止めて
クッキーのようにサクサク行きたい
けどハートはシュークリームみたいよ...お菓子な恋の歌
ねこぽぽ
蝶よ花よとまでいかないけれど
まあまあ箱入りお嬢さんです
窓の外に憧れてはしゃいでた
自由の匂いに心が踊ったの
おとぎ話じゃ収まらない
私のストーリーはカラフルで
夢も恋も両手に抱えて
明日に飛び出していくよ
ラパパダパパ 夢見る乙女の大行進...夢見る乙女の大行進
ねこぽぽ
白い息が舞い踊る朝に
また同じ夢を見ていたよ
両手で雪をそっとかたどった
あの日の記憶が輝くように
柔らかい光に包まれて
小さな耳が立ち上がる
揺れる影に心を寄せて
そっと名前を呼んでみた
夢仕立ての雪うさぎ
何度も繰り返し描いた姿...夢仕立ての雪うさぎ
ねこぽぽ
カーテンの隙間から忍び込んだ
月明かりが手招く静寂の中で
今夜もあなたの影ひとつ
この胸に反芻している
交わした言葉も少なすぎて
名前を呼ぶ声も遠いままで
でも瞳が語った全てが
夜の帳に溶けていくの
秘密は夜になぞるもの
あなたの笑顔、瞼に浮かぶ...秘密は夜になぞるもの
ねこぽぽ
A1
周囲の顔色伺いすぎて
余計な失敗引き起こす
苛立つ上司 嘲笑(わら)う同僚
顔青ざめて胃が痛む
B1
失敗した夜は頭抱えて身悶える
切り替えが大事だと聞くけれど
それが何より難しく
今日も眠れぬ夜を過ごすよ...胃薬は夜の友達
ねこぽぽ
こっちへこないであっちへいってよ
表に出さず指先で刻む
都会を巡る混んだ電車の中には
どうもそんなお客様ばかり
自由気ままな黒猫追いかけまだ見ぬどこかへ
飛び出してみたいと思わない?
街は迷宮ふらりと迷い込む
あの抜け道のたんぽぽが導いてく
延々と続いてく確かな正解のように
この街は誰かが決めたル...居場所とは
ねこぽぽ
夜の帳静かやかに落ちて
夜闇が世界そっと包んで
ひとしずく零れた涙が
銀の月明かりに溶けていく
誰も知らない この想いは
風に乗せて消えてしまえ
だけど心はまだ疼きたて
朝を拒み彷徨う
夜露よ 暁に惑え...夜露よ暁に惑え
ねこぽぽ
夜の静寂に 響いた鼓動
溶けるように 消えた足音
ふれた指が 伝えるものは
あたたかさ それとも
口づけは 微睡の中
優しくて 甘くて 仄かに寒い
ようやく 巡り会えた人
繋がった てのひら解けて...さよなら愛した人■
ねこぽぽ
「ほら、ちゃんとノート取って!」
お前は今日も呆れ顔
教科書よりもお前の仕草
全部暗記しちゃいそうだよ
ちょっと大人で冷たいけど
時々見せる笑顔ズルい
わかってないでしょ、この気持ち
ムカつくくらい好きなんだ!...覚えとけ!■
ねこぽぽ
街の音が襲いかかる
ドレミの刃が心を裂く
踏み出すで足音さえも
五線譜の上に囚われる
黒板のチョークが悲鳴を上げ
笑い声さえも狂ったメロディ
息を殺して過ぎる時間
静寂だけ望んでいた...ドレミの檻
ねこぽぽ
キャンバス広げて 花を描く
朝露に濡れた 淡いピンクの蕾
絵の具の香りに包まれながら
静かなアトリエで ひとり夢中になる
先生がくれた言葉の種が
いつの間にか 心で花咲く
「君だけの色を見つけなさい」と
その声が今も耳に残る...シークレット
ねこぽぽ
森の深い場所にそびえる木々
その隙間からこぼれる月明かり
言葉にならないこの想いを
音符にして紡ぐように歌う
静寂に消える小さなため息
湖面に浮かぶあなたの影
もしもこの瞬間が永遠ならば
どんなに幸せだろうと思うのよ...あなたと森の中■
ねこぽぽ
気づいたら知らない道の上
看板はぐるぐる文字の渦
ウサギが時計片手に走る
「ついておいで」とニヤリ笑った
ふわり浮かぶカードの雨
飛び跳ねる影 どこへ行くの?
不可思議な世界に迷い込んで
でもね、君がいれば
ふたり迷子 (迷子) どこから行こう? (行こう?)
右か左 ウソかホント?...ふたり迷子
ねこぽぽ
きっと慣れてんだ
仕草が物語ってる
尖らせた口に指あて
意味深に微笑んだ
不穏な約束が
ぐっと心握ってる
もつれてく本能を
形に出せないまま
君のこと知らない
どこかしらが膿んでは痛んで...お手上げ
ねこぽぽ
静寂に揺れる銀の風
羽ばたく影に祈りを捧ぐ
暁に消えた約束の詩
聖なる調べ、天へと響けよ
紅き薔薇に宿る光
汚れなき雫が舞い降りる
朽ちる運命を受け入れながら
今永遠に口づけを...蝶よ、薔薇の雫に眠れ
ねこぽぽ
教室の窓際 ひとりぼっち
聞こえる笑い声 遠い風景だな
ノートの隅っこ描いた雲
白と青だけの僕の世界
言葉にできない気持ちたちが
鉛筆の先で踊りだす
紙の上に広がる青空は
僕の心そのものみたいだ
スケッチブックに青空を...スケッチブックに青空を
ねこぽぽ
朝焼けが染める部屋の壁の黄色
目を開けた瞬間、また息をしてた
時計の針は無情に進んで いる
僕を今日も引きずるように起こす
鏡に映るのは疲れ顔とクマ
笑い方も忘れたままのうつろ
乾いたシャツに怠惰を隠し
今日も無機質な日常に飲み込まれる
僕がやりました
大きな案件、...僕がやりました
ねこぽぽ
握りしめた小さな願い
爪が刺さり滲む赤い跡
この手が触れたものはいつも
壊れていく、残酷な運命
誰かを守る力を欲しがった
それがいつしか刃の形に
触れることすら拒まれるこの手
ひとりで震えるだけに
嫌われ者の手 罪を刻む手
誰かを想うたび傷つけるだけ...嫌われ者の手
ねこぽぽ
ピンクとブルーのキャンディ選び
迷ったフリして全部ほしいの
カラフルな世界が回る中で
私が主役でしょ、当然だね!
リボン揺らしてスキップ一歩
お気に入りの靴でどこ行こう?
飴玉片手未来を描く
甘いばかりじゃ物足りないの!
HEY!HEY!ロリポップジャンキー 止ま...ロリポップジャンキー
ねこぽぽ
静寂の海見下ろす丘
君と交わしたあの約束
青い花びら、震える指先
夜の風がそっと奪っていった
誰も知らない秘密の言葉
君が囁く未来の夢
叶えるために離れた背中
青い光だけが導くよ
青のバラード 夜空に歌うよ
君と過ごした日々を抱いて...青のバラード
ねこぽぽ
人魚が泳ぐ湖の中
目が覚めたら沈む深くまで
何故か息が続いているんだ
ぼくはどうしたのだろうか
魚たちが背中を押してどこかへと
導かれて青の青へ染まってく体は
もがいてもあがいてもピクリとも戻られないな
次の瞬間眩む光の柱現れて
辿り着いた湖底の城に ああ人魚の歌が聞こえる
その声を聴くたびに 心が...メロウ
ねこぽぽ
拝啓、いつか死ぬわたしへ
覚えていますか、初めて見た空の色
あの頃の夢はどこへ行ったの?
まだ心の奥で光っているかな
忘れてたことを思い出して
走り出す足音が響くよ
まだ遅くないはず、そう言い聞かせて
今すぐ未来に会いに行こう
いつか死ぬその日が来るなら...拝啓、いつか死ぬわたしへ
ねこぽぽ
拝啓、この手紙を読むとき
あなたはどんな風でしょう
愛する人は見つけられましたか
ひとりじゃないでしょうか
親孝行はちゃんとできていますか
たまには顔を見せてあげてください
仲が悪いなら無理にとは言いません
けれど寂しいなら一歩譲りましょう
拝啓、いつか死ぬあなたへ
きちんと生きてきましたか...拝啓、いつか死ぬあなたへ■
ねこぽぽ
暮れた放課後の窓際でひとり
鉛筆の音だけ響いてた
君は植物の絵ばかり描いて
その瞳の奥は遠くを見てた
声をかけようと決めたのに
君の横顔に飲み込まれて
言葉はいつも喉の奥で
儚く散って消えていった...君が描くもの
ねこぽぽ
いつも優しい君いつだって
みんなのことばかり気にしてる
疲れてない?大丈夫かな?
そんな笑顔の奥が心配だよ
ふと見つけた君の秘密
髪の隙間に小さな円形
「これってまさかストレスの証?」
ドキッとして胸がざわめく
君の10円ハゲ
誰にも言わない内緒だよ...10円ハゲ
ねこぽぽ
『山の夜』
一人 夜を思い
暖炉の前に座り込むと
批判も称賛も
遠い山の影に沈んでしまって
あとには暗い影だけが
ずっと寄り添っているのです
恥ずかしくなりつつも
じっと目を凝らすと
影は奥ゆかしくも...山の夜
デルチャボーイ