図書室の窓辺で　光が揺れる
一昨日と同じ景色　でも今日は違う
視線の先にいる　君を見つけた
いつものように本読んで　少し微笑んでる

黒縁眼鏡の奥　隠した瞳
私へと注がれた　その一瞬に
胸が高鳴って　息が止まりそう
何も言えずただ　見つめていた

好きだよ　好きだよ　この気持ち
伝えたいのに　言えないよ
臆病な私を　許してよ
君に届かない　この想いなど
NOMAEANING　NOMAEANING　


静黙の教室で　頁をめくる
指先の動きさえも　目を惹きつけるの
隣の席なのに　話しかけずに
ほんの小さな勇気さえも　持てず俯いてる

ほんのり笑んで見える　唇の端
「その本は面白い？」　そう聞きたくて
だけど声は出ず　つまる息吐いて
逃げるようにまた　目を逸らした

好きなの　好きなの　この気持ち
言葉にしたら　壊れそう
臆病な私を　見透かして
君が気づかない　この視線など
NOMAEANING　NOMAEANING


初めての恋だから　どうしたらいいか
わからないよ　戸惑うばかり
放課後のチャイムが　胸を締め付ける
君と話すこともできないまま　初恋は終わるの？

好きだった　好きだった　その笑顔
触れられないと　わかってた
臆病な私に　できたのは
握るスカート　しわくちゃにするだけ
NOMAEANING　NOMAEANING