白い息が舞い踊る朝に
また同じ夢を見ていたよ
両手で雪をそっとかたどった
あの日の記憶が輝くように

柔らかい光に包まれて
小さな耳が立ち上がる
揺れる影に心を寄せて
そっと名前を呼んでみた

夢仕立ての雪うさぎ
何度も繰り返し描いた姿
儚くも温かいその瞳に
胸がふわりと揺れる
夜明けの空に消えないよう
そっと願いを込めて


窓の外に 積もる銀世界
触れるたび冷たく優しい
夢の中で君と話した声
今でも耳元で響いている

朝陽がそっと差し込むたびに
溶けてしまうと怖くなる
だけど君が教えてくれた
「すべては続いていくんだ」と

夢仕立ての雪うさぎ
心に残ってる奇跡の形
消えゆくことさえ愛おしいんだ
繋がる季節を知る
この冬だけで終わらないよ
君が教えてくれた


夢から覚めた朝に見つけた
枕元で微かに光る影
それは君が残した贈り物
小さな雪の結晶

夢仕立ての雪うさぎ
君がくれた永遠の灯火と
儚さの中で輝く命
心に溶けていくよ
さよならじゃなくてありがとう
次の冬また会おう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢仕立ての雪うさぎ

またすぐに

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投稿日:2025/02/21 21:59:04

文字数:515文字

カテゴリ:歌詞

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