静寂に揺れる銀の風
羽ばたく影に祈りを捧ぐ
暁に消えた約束の詩
聖なる調べ、天へと響けよ

紅き薔薇に宿る光
汚れなき雫が舞い降りる
朽ちる運命を受け入れながら
今永遠に口づけを

蝶よ、薔薇の雫に眠れ
穢れなき魂のままで
月の涙が地を濡らす時
風は静かに運ぶだろう
輝きを秘めた命の詩を


古(いにしえ)より紡がれし誓い
黄金(こがね)の糸に繋がれた夢
幾千の夜を超えてすらなお
その羽根は光を纏い舞う

闇の囁き惑わせど
消えはしない祈りの灯火
銀の鈴が響きわたるたびに
すべては巡り、還るだろう

蝶よ、薔薇の雫に眠れ
運命(さだめ)に抱(いだ)かれたその身で
星の導きが照らす道へと
誇り高くはばたけるなら
刹那を永遠へと変えて休め


聖なる翼を広げ
穢れを知らぬ風に抱かれ
天に昇る祈りの旋律
その名は祝福の証


蝶よ、薔薇の雫に眠れ
いずれ朽ちる美しき運命(さだめ)
紅に染まりゆくその羽根も
神の手の中で安らぐよう
静寂の夢の中巡り還れ

黄金(こがね)の雨が降る夜に
薔薇はそっと目を閉じる
安らかに、穏やかに
命は、ただ光に溶ける

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蝶よ、薔薇の雫に眠れ

命の詩をイメージしました。

閲覧数:83

投稿日:2025/01/30 19:05:40

文字数:562文字

カテゴリ:歌詞

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