『暮時茜色』(くれどきあかねいろ)
その横顔が染まる時
何を考えてるのかが気になって
一瞬が永遠に思えるくらい
君に見蕩れたんだ
憧れだけで終わればよかった
そんな愚かな想いの行先は
死にきれないまま 浮ついたままで
諭しきれない恋が 今
悲鳴をあげた
撮りためた世界に写る激情を
紙吹雪に換えて 今 見送る
全う出来なかった想いの死に場所は
この身一つで在ればいい
夢の様に過ぎて過ぎてどれくらい
重ねた月日に捨ててきた期待は
祈りに変わってかわって宙を彷徨う
諭しきれなかった恋が
願いに替わる
見下ろしてなぞった途に微笑んで
塗り足した世界に 今 踏み出す
その頬に 瞼に 手のひらに 言葉で キスを返して
全う出来なかった想いの死に場所へ
この指先で後を押す
撮りためた世界に写る激情は
紙吹雪と共に 今 消えていく
振り返る事はない期待が解かれて
私の中へ溶けていく
この身一つに在ればいい
『暮時茜色』
前回の『朱色慕情』とほぼ同時に職場で思い付いた
というか・・・仕事の合間にサボってネタ出していたというか
イメージ的には長いこと友人(もしくはいい人)してきたけど、結局告白もせずに終わったみたいな感じ
「全てが思う通りにいかなくても、僕と云う存在は確かに君のおかげで在ったのだと、それさえあれば先に進むことは決して悪いことではないと思える」
まぁそんな感じ
風邪を引きつつ意地でも本屋をハシゴして、お世話になっているとこの大掃除を手伝い、合間にここでの連絡を携帯から必死に取りつつ今に至る
さすがに頭と喉が限界きた
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