「ミリアの様子は?」
「リル、ミリアは、もう、あと・・・・っ」
私とロンド博士は、ミリアの定期健診をすませ、今、ミリアの、これからについて話している。
「学校を卒業は出来るが、それからは、研究所にいないと、駄目だろう」
「ミリア・・・・・」
「ラル?どうしたの?」
「え、ちょっと、用事があるの」
私は、今から、お姉ちゃんの教室に行こうとしている。お姉ちゃんは教室でどうなのかを見に行くため。
「じゃ、すぐに済むから」
「うん、分かった」
(お姉ちゃん、大丈夫かな)
実は、お姉ちゃんは、先日定期健診をして、少し安静にしておかないといけない。
お姉ちゃんの体が弱ってきているという事だ。
3-B。此処が、お姉ちゃんの、教室。
「全く、何であんたなんか居るわけ?」
「そうよ、あんた、特別な待遇ってだけに、浮かれてんじゃないわよ!」
「・・・・・・・」
「黙ってんじゃないわよ!」
お姉ちゃん!・・・・・・そんんなのって、ないよ。
お姉ちゃんが何したって言うの?ねえ!
あ、あの人達が教室から出て行く。
お姉ちゃんに構う人は居ない。だからなんだ。
あの人達を追うと、誰も来ないような場所に来た。
「全く、なんであんな奴来たんだろうね」
「そうよ~、あいつ、妹いるとか言ってたっけ~?」
「あ!じゃあ、妹のほうもやっちゃう?」
「え~、やっぱ、姉の方を集中的にいたぶってから妹やろう」
「あ~!それいいね!」
「じゃ、ミリアって、奴をやっちゃお!」
「それに、あいつの寿命縮んでるとか!」
「え~、それ本当?」
「嘘に決まってるでしょ~。で、ミリアって奴、やっちゃうって方針でいこうか」
「賛成!じゃ、教室戻ろ」
「だね~」
そんな、これ以上やんないでよ
お姉ちゃんは、本当に、人生削られてるのに・・・・!
怒りが、悲しみが、恨みが、、湧き上がってくる。
やだやだやだやだやだやだやだやだやだ!!!!
MV01コードネームS-RR通常機能停止
これより、破壊プログラムを起動する。
MVシリーズの意味6
次回からラルのトラウマ部分になります。
もうそろそろこれも終わりです。
多い連載の一つが終わる・・・・ふう。
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