『他者も人也』
作詞・くさびん
自然からの侵攻を「災害」とし
人間からの侵攻を「開発」と呼んだ
自然の摂理は不都合だと疎まれ、作り変えられ
人間の都合は「仕方ない」で片付けられた
独善的短絡的だと言われてる
人間(ぼくら)ですが
そう言ってる奴らも大概
同じ穴の狢に過ぎない
なら僕らはどうするべきか
どうなるべきか
安全か危険かが人の尺度で変わるのなら
自分たちの危険性なんか見向きもしないな
安心か不安かが人の尺度で変わるのなら
自分以外の住み心地も無視するのは当然か
ねぇ答えて考えて
同じ世界に生きる誰かを
領域外の侵攻を「侵略」とし
領域内の侵攻を「繁栄」と呼んだ
認知内だけが真実だと鵜呑みに、摂理歪められ
感知外の事実は「勘違い」だと排した
随分と自己嫌悪が強すぎる
人間(ぼくら)ですが
本当の所は承認欲を
満たしたい自慰に過ぎない
ねぇ僕らはどうするべきか
どう在るべきか
真実か虚偽かが人の尺度で変わるのなら
「噓も方便」真実なんか要らないのかもな
幸福か不幸かが人の尺度で変わるのなら
「禍福は糾える縄の如し」って燃えりゃ同じか
ねぇ応えて鑑みて
同じ世界に生きる誰かを
同じ世界を想う誰かを
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想