また新しい事件が









探偵事務所をやっている私、巡音にまた新しい事件が聞こえる。
神威が殺されたらしい。
神威は私と同じ、中学で同級生だった。

まあ、中学時代、関わりは一切なかったけど。
この事件には、まだ続きがあると直感した私は神威の婚約者だったという「咲音めいこ」の家に急いだ。


でも、いきなり探偵がきたら驚くかと思って私は警察だと名乗ることにした。


ピンポーン


「はい。」
明らかに泣いていた声だ。

「警察の者ですが。」

「失礼します、すこしお時間いいですか?」

「どうぞ」
少しはためらったようだが、OKしてくれた。

部屋を見回すが、神威との写真しかなく他の男との写真は一枚もなかった。
犯人が女ではない限り、犯人との交流はなさそうだ。

「咲音さんは神威さんの婚約者だとか。」

「はいそうですが。」

「そうですか・・・。この事件についてはいつおききに?」

「ついさっきです。テレビをみて・・・。」
咲音は泣いていた。
まあ、そうだろう。婚約者が亡くなってしまったのだから。

「大丈夫です、このことは絶対に私が解決してみせます。」
言ってからしまったと思った。
ついつい口が滑ってしまう。

「あなたは・・・警察ではないのですか?」

「ごめんなさい、実は・・・。」




「探偵です。」



「え・・・・。」

「いきなり探偵がきても驚かれるかとおもって・・・」

「警察でも同じですよ・・・・。」
そうなのかと私は思った。

「ごめんなさい・・。」

「それは・・・・だれが依頼したのですか?」

「いえ、誰も。」

「は?ではどうして?」

「この事件は・・・なにか裏があると思ったからです」

「・・・。」

「では今日はこの辺で。」
今日は早めに切り上げた。




絶対この事件にはなにかある。
咲音との対談でさらにそう思った。

事務所にかえり3時間ほど経つと、インターホンが鳴った。
一日だれもなにもない日もあるのに、今日はなんて忙しい日なんだろうか。


ドアをあけるとまだ幼い少年・少女だった。
顔がそっくりだから、おそらく双子だろう。

「おねーちゃんがたんていなの?」
少女がたずねる。


私は腰を低くして目線を合わせた。

「そうだよ。どうしたの?」

「ぼくたちあのさつじんじけんのはんにんをみたんだ。」

「ほんとに!?」
つい興奮してしまった。

「うん、ほんとう。はんにんはね、あおいかみの男の人なの。おねーちゃんとね、おなじくらいのとしだったよ!」

「そうなの・・・・。ありがとう。これはとても大切な手がかりだわ。このこと警察には言ったの?」

「ううん、いってないよ。」

「これは、私が伝えておくわ。ほらほら、もう暗くなってきたから、お家に帰らないとね。あ、きみたちの名前は?」

「「鏡音リン!とレン!」」

「そう、いい名前ね。じゃあ気をつけてね。」

「「おねーちゃん、ばいばーい!」」


これは・・・。とても重要な手がかりだ。
私は心から鏡音きょうだいに感謝した。
今日は・・・・もう寝よう。明日の朝ははやい。






翌朝、何気なくニュースを見ていると衝撃が私をおそった。
『昨夜、7歳の双子の少年・少女が殺されるという事件がおこりました。被害者は東京都在住の鏡音リン(7)と鏡音レン(7)だと思われます。』



うそだ・・・・・・。












ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Killer+Ⅲ

鏡音殺されたとk((黙
ルカさん探偵とかまじ趣味全開ww

まだまだつづくよ!

閲覧数:254

投稿日:2011/12/27 13:19:22

文字数:1,439文字

カテゴリ:小説

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  • オレアリア

    オレアリア

    ご意見・ご感想

    あきさんお久しぶりです!久しぶりに作品を拝読させて頂きました!
    もうタイトルホイホイされて(ry

    Killer第1話から読んでて出オチでがくぽ兄さんが、そして今回でまさか幼い鏡音兄弟が犠牲になるとは…
    青い髪のお兄さんが狂気すぎてヤバいです…!

    そしてルカさんが探偵ですと!?
    しかもこの事件には続きがある…そこが臭いますね。

    ブックマーク頂きますね!何だか4話でかなり嫌な予感がよぎってしまいます←
    次回の執筆も頑張って下さい!

    2011/12/29 18:21:23

    • あきのき

      あきのき

      きゃーお久しぶりです!オセロットさん!
      読んでくださってありがとうございます!
      あら、タイトルの餌食になった人がww←

      もうなんか、人死にまくりですねもう、はい。←おま
      青い髪のお兄さんはもう作者さえも恐れる、恐ろしいお人となってしまいました・・・。うっう(泣)

      ルカさん探偵なんてしたら素敵になるかしら、なんて軽い気持ちでやるんじゃなかった・・・!
      たいへんじゃないか!←

      ブックマークありがとうございます><
      4話・・・。作者自身もいやな予感がww
      次回もがんばります!!

      2011/12/29 18:32:32

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