(A)
音よ絶えないでおくれ わたしの弱さ映さずに
剥がれ落ちる運命でも あなたの名前繋がせて

(A)
捧ぐ祈り今尽きて わたしの胸は空になり
されど放してやるものかと あさましい掌で陰を攫む

(B)
水の月 端は冴えて 薄紅の夜が降りて

(C)
想え 遥か明けへ継ぐ筈の温もり、悲しみ、細き潮に
縋りつくだけか この無力が燃立ち 吼え上がる霞桜

(A)
音よ絶えないでおくれ この眼は情景を映さねど
宥め送る運命だと 震える胸へ語らせて

(B)
燈の月 呼は映えて さんざめく花を悟りて

(C)
想え 寄せた頬へ伝いくる温もり、愛しみ 硬い鼓動に
安らぎと沈む 幸せを宿して 染め上がれ霞桜

(D)
欠ける時を (今歩み出す愛しき背よ)
待てと云うのか (聴いて最期の我儘を)
長いこの夜に (この淡い夜が明けるまで)
永久を呼びて (泣いてね泣いてそして忘れて)

(C)
想え 遥か此処へ継ぐ筈の、温もり、悲しみ 閑む黎明
迎え生くだけか この無様とわたしが 横たわる霞桜

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

霞桜送送夜

自サイトから移動

閲覧数:104

投稿日:2017/10/28 15:30:45

文字数:446文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました