ボカロやUTAUを使いたい気持ちだけで作曲始めました。 1年1曲作れればいいと思っています。 以前は作詞をしていました。その頃のアカウントは削除し、しばらく回遊した後ピアプロに復帰致しました。 よろしくお願いします。
プロフィールを見る投稿作品25作品
もっと見る-
雨待ち
-
(A)
揺り籠を知らないので 集められたとりどりの舟
人の児を知らないので 月にかざす宝物たち
(B)
川の琥珀を奏でる魚 目蓋の裏を彩るようだ
森の畔があやして揺れた 運び手たちを待ちながら
(C)
リィロ リィロ お願いを 始まる夜と織り上げよう
リィロ リィロ 星々の 海図を深く描くように
い...タフェタ・ララバイ
-
(A)
廃屋の追憶流す 誰かの夢底 白の地平
澄んだ玻璃の出口は落ちる 温もりを呼ぶあなたの足跡
(B)
広がるのはただただ世界 名も知らぬ合図を待つようだ
(C)
織り上げた未来 色を挿し この胸に命を与え続け
何もない永久よ動かして いつか爆ぜる 赤々煉々
(A)
カタコトの時計を回す 棄てられ...赤々煉々
-
(A)
音よ絶えないでおくれ わたしの弱さ映さずに
剥がれ落ちる運命でも あなたの名前繋がせて
(A)
捧ぐ祈り今尽きて わたしの胸は空になり
されど放してやるものかと あさましい掌で陰を攫む
(B)
水の月 端は冴えて 薄紅の夜が降りて
(C)
想え 遥か明けへ継ぐ筈の温もり、悲しみ、細き潮に...霞桜送送夜
-
(A)
この硝子に0を詰めて 地平を定め線を引く
あの色から始まるので 祈りを置いて眠ればいい
(B)
君を悲しめるだろう 僕の限りない嘘が
(C)
散りばめたR 透明な朝を守れ 目覚めるように
許してほしい 返す手で星を手折る ゆっくりと
(A)
この岬に1を建てて 深空を測り糸を繰る...ETERNAL GREEN
-
(A)
ひとつずつ違うささやかな 道を戻らない人の仔よ
絶えず流れゆく時ならば 君の隣に居られようか
(B)
柔らかく繋いだ掌 慣れることはない喜びでしょう
(C)
わたしは幾歳を巡る命
人を知り愛を知り 送り続ける うたうた
(A)
月も波達も生まれ変わり この瞳だけがそれを留めてる...うたうた
-
(A)
光を求めてたたずむような 雲をわたしと重ねているの
(B)
去らない願い 夜は深い
抱いてください この先に
(C)
月が咲きます今宵も白く 泣いていました 嗚呼、嗚呼、
(A)
虚ろを抱えてさまようような 雲をわたしと重ねているの
(B)...朔夜ノ花
-
(A)
夜を泳ぐ眠らない河が 運命の海へ流れ流れ
かつて落ちた雨たちは跳んだ 薄い酒だけ乾して跳んだ
(B)
鳩に恋した蜥蜴が歌う 音で繋がるあまねく雨夜で
(C)
誰かの墓標を打ち鳴らす ひとたびだけの粒が満ちて
震えないものは何もない
だからねわたしの虚言に ひとことだけで頷かないで
静けさに泣...雨景夜舟
-
(A)
高天へ上り降り落とす 春霞を晴らす揚雲雀
紅さす指に花を乗せ 目蓋を開けよと音が下り
(B)
呼声は蒼天に坐し 許す君と此処に沿う
我をして恋を終わらしむ 呼はされど止むを知らず
(C)
此の刻愛しいと願う玉響 憧れ晒す風 現を渡る
叶わない願いを知りながら 手を取らぬ今よ泡沫の底
(A)...詠籠謡霞
-
(A)
あれはたしか7日前 メールを何度も読んでみたの
嫌いなのに「牡蠣づくし」 コースの料理を直視できない
(B)
でも今日は同期の送別会 笑って送ってあげなくちゃ
(C)
梅酒ロックで流し込め いきなり生牡蠣ひとり2杯
産地の違いコメントいるの 「美味しい」だけじゃすまない流れ
(A)
それは年...オイスター
-
(A)
排水口から夜が漏れていた 慌てて口を塞ごうとして
立ち籠める雲が窓に映え 写し取る瞳
胃の底を持ち上げる
(B)
たとえ鏡が腐り落ち 強い眼差し忘れても
雨夜に咲いて明けに散る 懐かしい熱をそっと呼び覚ます
(A)
排水口から溢れ出るままに 優しく夜は髪を梳かした
ゆらめく雨の手 川となり ...雨口河流
-
(A)
あなたと描いたソラトブサカナ 綿菓子みたいに抱えてた
容とらないココロを束ね スケッチブックにとじこめて
(B)
右手を強く握りしめ 震える膝を留めて 線画を叩きつけた
(S)
もどかしいほど晴れ渡る夜を仰ぐ 怯えるわたしに傷つく勇気を
信じてたい約束はちっぽけすぎて 奇跡はいらないと星々が...ソラトブサカナ
-
心の海が静止する世界
時を繋ぐ振り子を眠りへ沈めて
あなたの欠片 星のよう胸に
そして燃えて消えるの わたしを抱いて
知らないでしょう温かいこと
わたしの針が指す道の前に
文字が滲む聖書を花びらと置き去る
開く者はいないわ あなたの他には
わたしは抱かれ燃えて消えるの
知らないでしょう穏やかなこと...MY ANGEL
-
(A)
口開けた依存症 脂色の天国
教唆する調停者 掠め盗るダイヤ
“まやかしがこれ程に真実か” 無垢な
糾弾が突き刺した 声嗄れた救世主
(S)
逆さまへと跳躍 騒ぐ影を蹴飛ばせ
裏切りだと噛みつくなら甘い引金を ほら
信じてみろ自分で立てる力感じて撃ち込め
歪む世界から獲得せよ“現在”...trigger
-
(A)
空き地に咲いた向日葵が 降りしきる夜を抱き留める
忘れていました この根元に あなたと埋めた林檎飴
(B)
溶かしてくれないか幼い日々 風音誘う 蝉、影、土の香
(S)
柔らかな想いに包まれて 渇いているのなぜでしょうか
泣きだせば溢れる愛しさを 掲げ ぽつりぽつり 雨待ち
(A)
空き地に...雨待ち
-
(A)
煙草燻る階段を駆け下りた底 ステージ
踵叩くピンヒール 履き潰す夜 静寂
(B)
緋色シュガー苦いだけさ 熟れ尽くした遊びだから
応えてシュガー耐えるだけか 溶け損ないのあなたは
(S)
崩してあげる lowへ撃ち抜け熱く深く
骨の奥まで侵しておくれ 緋でベル震わせ
四角で清い誠実なんて 不...緋色シュガー