タグ「曲募集中」のついた投稿作品一覧(9)
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(A)
光を求めてたたずむような 雲をわたしと重ねているの
(B)
去らない願い 夜は深い
抱いてください この先に
(C)
月が咲きます今宵も白く 泣いていました 嗚呼、嗚呼、
(A)
虚ろを抱えてさまようような 雲をわたしと重ねているの
(B)...朔夜ノ花
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(A)
夜を泳ぐ眠らない河が 運命の海へ流れ流れ
かつて落ちた雨たちは跳んだ 薄い酒だけ乾して跳んだ
(B)
鳩に恋した蜥蜴が歌う 音で繋がるあまねく雨夜で
(C)
誰かの墓標を打ち鳴らす ひとたびだけの粒が満ちて
震えないものは何もない
だからねわたしの虚言に ひとことだけで頷かないで
静けさに泣...雨景夜舟
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(A)
高天へ上り降り落とす 春霞を晴らす揚雲雀
紅さす指に花を乗せ 目蓋を開けよと音が下り
(B)
呼声は蒼天に坐し 許す君と此処に沿う
我をして恋を終わらしむ 呼はされど止むを知らず
(C)
此の刻愛しいと願う玉響 憧れ晒す風 現を渡る
叶わない願いを知りながら 手を取らぬ今よ泡沫の底
(A)...詠籠謡霞
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(A)
あれはたしか7日前 メールを何度も読んでみたの
嫌いなのに「牡蠣づくし」 コースの料理を直視できない
(B)
でも今日は同期の送別会 笑って送ってあげなくちゃ
(C)
梅酒ロックで流し込め いきなり生牡蠣ひとり2杯
産地の違いコメントいるの 「美味しい」だけじゃすまない流れ
(A)
それは年...オイスター
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(A)
排水口から夜が漏れていた 慌てて口を塞ごうとして
立ち籠める雲が窓に映え 写し取る瞳
胃の底を持ち上げる
(B)
たとえ鏡が腐り落ち 強い眼差し忘れても
雨夜に咲いて明けに散る 懐かしい熱をそっと呼び覚ます
(A)
排水口から溢れ出るままに 優しく夜は髪を梳かした
ゆらめく雨の手 川となり ...雨口河流
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(A)
躊躇いがちの真昼の月を 雨が隠した 叱るように
この地を海へと還す唄は 歩く二人を埋め尽くした
(B)
浮かべる容(かたち)は望まない舟で 凍える私は縋る手を伸ばした
(S)
光は隠れて足浸す浪間 ゆらめき揺らぐ 彷徨う雨幻
確かな痛みを感じるだけの 今よただ雨を降らせて
(A)
描けただけ...雨幻
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(A)
どしゃ降りだった午後とノイズ 手触りのいい残り香絡める
気配と声と僕を沈めて なんとなく満たされるようだ
(B)
掴み損ねた真昼の影 横たわっていたい気分で
次の場所へと流れる雨 手の中で赤い色が重なる
(S)
曖昧な答えが空に浮かんで 雲の平原の境で燃える
今滲む真実(ほんと)が胸を焦がし...seek in amber
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(A)
頬杖の恋を溶かした 水飴色のガラス玉
ころころろ 胸をくすぐり お勉強机を転げます
(B)
お名前呼んでもよいでしょか 舌さき二回うつのです
(S)
紅い紅葉にキスをして お便りたより手折りおり
風へ預けていつまでも お話をしていたいのよ
(A)
溜息の恋を零した 夕焼け色のガラス玉...ちいさなことづて
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(A)
紡ぐ音の絶えて久しい 廻り疲れた糸車
かたりかたり時に揺られて 落ちる景色はひと欠片
(B)
すり抜けていく言葉、記憶 解(ほど)かれていく夢の檻
(S)
この掌(て)に何が残りましょう 求めた憧憬(いろ)は遠く遠く
それでも何を追うのでしょう 愛しい応(いら)え遠く遠く
(A)
積もる音の...白々落歌