(A)
高天へ上り降り落とす 春霞を晴らす揚雲雀
紅さす指に花を乗せ 目蓋を開けよと音が下り
(B)
呼声は蒼天に坐し 許す君と此処に沿う
我をして恋を終わらしむ 呼はされど止むを知らず
(C)
此の刻愛しいと願う玉響 憧れ晒す風 現を渡る
叶わない願いを知りながら 手を取らぬ今よ泡沫の底
(A)
高天に留まりさんざめく 春霞を晴らす揚雲雀
衣の衿に耳を寄せ 嘘等を告げよと香を落とし
(B)
呑み込めど蒼天は坐し 許す君と此処に沿う
恋をして恋を殺せしむ 香は明日の春を識らず
(C)
此の刻愛しいと願う玉響 憧れ閉じ篭める雲雀の籠
終わらない想いを知りながら 手を取れぬ今よ泡沫の底
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想