それはどうやら本心のようで
泣き出しそうな君を見据えた
なにせ「むしろ泣きたいのは僕の方だ」
と思ってる

「それでいいよ」と強がってみても
「そんなところが駄目」なんだってさ
棘を含んだ言葉の痛みを
感じる余裕も無くてさ

ステレオが呑気なメロディーを流して
ボリュームの摘みを左に捻る

気付かない内に君の気持ち失って
「嘘だ!嘘だ!」喚いたって
何が変わるわけもなくて

君の声だけが僕の中でこだまして
「嫌だ!嫌だ!」叫んだって
その声は春風に溶けてった

ステレオが陽気なメロディーを流して
また君の言葉が心に刺さる

あの日言いかけた言葉が僕を襲って
「いつか、いつか言えたら」って
結局叶うことはなくて

もっと夢を見せたいと思っていたのに
「いつだ?いつだ?」悔やんだって
何もかも春風に溶けてった

これが嘘なら良いのに…

気付かない内に時計の針が重なって
「嘘だ!嘘だ!」喚いたって
覆せるわけもなくて

君の声だけが僕の中でこだまして
「いつだ?いつだ?」悔やんだって
立ち上がることも出来ずに

僕の声だけは君に届くことが無くなって
「嫌だ!嫌だ!」叫んだって
その声は春風に溶けてった

何もかも春風に溶けてった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

エイプリルフール

BPM170祭り用楽曲

閲覧数:758

投稿日:2015/06/07 03:17:25

文字数:520文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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