VOICE
古ぼけたアルバムの中 消えかけた思い出がある
その一つを掬ってみれば わがままばかり僕がいた
あの人は怒ることなく 幼い僕の手を引いて
甘いアイスと風船を いつも僕に買ってくれた
通り過ぎゆく あの人の声も
僕に刻むから 忘れないから
久しぶりに会って話す あの人は変わらず見えた
またいつかと僕たちは 最後の握手を交わした
もう一度だけ 声を聞かせて
幻でもいい この手に触れて
出会いも別れも 魂の声も
僕に刻むから 忘れないから
僕とアイスと風船が アルバムの中揺れている
消えかけた思い出たちを 忘れず書き留めておくよ
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