ああくだらない人生

口を開いたと思えば

「将来」やら「勉強」やら

僕はそんなモノに縛られるような

ちっぽけな存在じゃない


そりゃ分かってるさ

学ぶことが何より大事だって

そりゃ分かってるけど

将来なんて考えても

思い描いたものは妄想だろう？

だから僕は


将来妄想なんてする暇があるなら

うるさいと怒鳴られても

でっかい声で歌い騒いで

もちろん隣人さんには気をつけるけど

喉が枯れるまで叫んでやる

それが僕の"今"だから


そりゃ分かってるさ

それだけじゃ飯は食えない

そりゃ分かってるさ

やりたい事とやらなきゃいけない事は

全く違うんだって

そりゃ分かってるけど

どうせどう進んでも

やらなきゃいけない事とぶつかるなら


今この一瞬くらい

やりたい事をやったって

神様は許してくれるさ

今この一分一秒

いつか後悔するくらいなら

神様だって無視してしまおうよ


音楽に心を満たしている時だけ

何も考えないでいられる僕

他に何もいらないと思える僕

いつか"将来"にこの幸せを

ぶち壊される日がくるのだろう

だけどその日が来るまで

その瞬間ギリギリまで

僕は 幸せを離さない


誰に何を言われても

ただ歌い続けて

誰に評価されなくてもいい

ただ歌い続けて

"将来"をもぶち壊すぐらい

ただ歌い続ける


いつか、音とひとつになれたら

僕が旋律になってしまえば

この不安から救われるのにね

その願望自体が馬鹿げているなんて

僕にも、分かってるんだ