あなたに寄り添うことは
近くこの関係を終わらせる
それ以外のできることが
まだ何かわからないでいる

立たされているこの場所は
思っていたより自由が効かなくて
それに逸る気持ちばかりが
頭を硬く縛っている

交じらない二人の視線
片っぽにだけ熱が籠る
正解はこれと信じ込んでく
ほんとは違うのだろうけど

あなたがその道を歩けるように背中押したら
迷っても遠くへ駆け抜けるだろう
心の悔しさを認めるしかないように
精一杯明日は、笑えているよ

少ない時間だけでは
あまり大胆なことはできない
そんな言い訳だらけの
恐れているだけの誰か

止まらなくなる口先の数
空回りを示す合図
はじめからわかっていた
まだまだ何も知らない

こんな風に中途半端な優しさを演じていたって
ふとして何か変わるわけじゃないし
ちゃんと向き合ってこなかった感情のように
少しずつ、青ざめている

普通列車が停まる頃
思い出が微睡み溶けていく

ねえ、ちゃんと後ろ姿を確かめて欲しくって
ただの痩せ我慢でしかないし
そんな感傷を見せびらかしてみてもきっと
拾える人が、誰もいない

呆れるほど正直に言葉で気持ちを示したって
肝心なことは何もできてないから
また、もう一度会ってもいいかなと思うくらいに
素敵にも、なれてないよな

恋愛感情が、木霊する

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

カリン

閲覧数:50

投稿日:2023/05/31 21:34:08

文字数:563文字

カテゴリ:歌詞

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