目覚めてすぐ 静寂に問う朝に
まとう悲愴 揺らぐ事情 故に
戸惑い響く 音感に問う 何故?
浅き春に いざなう夢の中

淡色だけ照らす灯りは
「また会おう」と「終わる前の世界」
感情全て集めた願い
幸い 可視出来ない 未来

嘘っぱちばかりを吐いた
精一杯息をはいた
街灯壊れかけの私を映して
くすむ視界の中で ただ走っていった
あの日 少し 触れた君の
手の温もり求め

感触だけ残る掌
また会おうともがき嘆く
"セカイ"

感情砕け 壊れる前に
また繰り返す終わりかけた世界
心全て包んだ願い
儚い始まらない未来

幸い 夢の中の"ミライ"

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Weep

全て夢の中の世界。過去の記憶と未来の記憶。
※始めてこういうの書くのでわかりづらい点があったらすみません。


"私の恋は終わった。あなたは消えてしまった。"

「・・・・?」

目覚めた場所は、どこか分からない夢の世界。
淡く薄れゆく悲しい記憶の中、
あなたと私の優しい嘘の言葉と
終ってしまう前のあなたとの記憶が一気にフラッシュバックした。

すると、辺り一面にあなたとの思い出が欠片となって散らばっている。

その中で「誰かを失った時には笑って欲しい」そんなあなたの言葉を見つけて、
私は、心の中の痛みが消えるように願った。
「未来では消えているから大丈夫だよ。」とそっと告げると、
欠片は雫となり消えた。

「他のも見返えそう」
そういって私は歩き出す。
「そういえば、今まで嘘ばっかり言ってたなぁ。」
「『予定があるから』とか『仕事が忙しいから』とか。
些細な事なのに、なんだが悲しい。

「この真っ白な世界なら、あなたをもう一度見つけられるかも知れない。」私は、ただひたすら走った。
あなたの手の温もりを求めて。

だけど、あなたはいない。走り疲れた私は立ち止まった。
「感触は覚えている。もう一度、思い出そう。あなたと私が約束した世界へ行くために。」

私は、自分の感情を壊した。
壊した欠片はバラバラになり、私はこの記憶の欠片の中に閉じ込められた。
「これでいいんだ。あなたが消えてしまう前の世界にいるもの。」

当てにならない始まらない未来だとしても。少しでもあなたに会えるなら。。。

目にも止まらない早さで過去に戻っていく中、後ろから声が聞こえた。

「僕の記憶だけ残してくれたら、もう充分だよ。未来で会おうね。」

そっと肩を押されたと同時に私は目を開けた。
そうだ。約束したのは『あなたを忘れない事』だった。

※夢の中での出来事なので、時系列がわかりにくくすみません。
※動画にもありましたが、確かに夢オチです。

閲覧数:1,225

投稿日:2014/06/28 17:37:38

文字数:272文字

カテゴリ:歌詞

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