抱きしめた
小さいあなたはやわらかくて
長い髪のシャンプーのにおい
大切なあなたを 
たしかに「感じた」

あなたは何を感じてる?
その紫の瞳で
きっとわたしは プラスチックで
かわいいあなたを傷つけてるかな
機械の世界で あなたはひとり
それでも感じる やさしい気持ち

みせてあげたい わたしのクオリア
だからあなたを抱きしめたの
覚えてる? 初めてのキスを
あの質感は 絶対ホンモノ

抱きしめた
か細いあなたはもう冷たくて
長い間 ひとりで泣いてて
気づけば携帯が
たしかに鳴ったの

あなたがくれた左腕
それだけがたより
そこでは自分が 自分じゃない
あなたもだれかも すべて傷つけ
平行世界を 無限にさまよう
だけど必ず あなたを救うよ

みせてあげよう わたしのクオリア
だからここまで会いに来たの
思い出す 初めてのキスを
あの質感を 思い出してく

閉じていく世界
眠り姫だったのはわたし
答えはとてもたやすいこと
収束の果て 本当の気持ち
ようやくまた抱きしめられた…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

カラーパープル

スピルバーグ映画の方ではなく、うえお久光先生のラノベ(っぽいハードSF)「紫色のクオリア」を元にしてます。

twitterやってます→twitter/kaspar_63

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投稿日:2010/08/11 13:05:40

文字数:444文字

カテゴリ:歌詞

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